脳は現実とイメージの区別がつかない(NLP実践心理学)
脳は現実とイメージの区別がつかない
ということについて、解説していきます。
(NLP実践心理学)
NLP実践心理学では、驚くべきことに、
脳は、現実とイメージの区別が
ついていないと言っています。
まさか、そんなことがあるなんて
信じられないと思われるかもしれませんが、
これは事実なのです。
実際のところ、
脳が現実を認識する流れを見ていきますと、
目から入ってきた視覚情報が、
網膜により読み取られ、
イメージに変換されてから、脳に送られます。
このように、脳は、現実すらも
イメージとして処理していますから、
自分で作ったイメージと、
現実から取り込んだイメージの
区別がつかないのも
無理からぬことであると、
ご理解いただけると思います。
ということは、人間が自分で
イメージを膨らませることによって、
脳が認識している現実を
変えてしまうことができると
いうことですよね。
したがいまして、恐怖症など、
現実に対するマイナスの
イメージを持っていて、
脳内にこびりついている場合は、
そのイメージを自分で変えて、
修正することもできるのです。
また、楽しいことをイメージすれば、
身体がそれに反応して、
自然と表情に笑みがこぼれたり、
楽しい気分になって、
食欲も旺盛になります。
このように、イメージは、
脳にとっては現実そのものですので、
イメージがいかに大切なのかを、
ご理解いただきたいと思います。
簡単に言いますと、
イメージを制することができれば、
人間の活動については、
ほとんどを自由にコントロールすることが
できるということなのです。
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