思い込みはストレスを誘発する
思い込みはストレスを誘発する
ということについて、解説していきます。
ストレスが溜まりすぎると、
様々な病気が発症します。
したがいまして、ストレスを
溜めすぎないようにしないと
いけないのですが、
ストレスが溜まりやすい考え方が
あるので、紹介しておきましょう。
大まかに分けると、
次の４種類の思い込みが、
ストレスを一気に
増大させてしまいます。
（１）「自分には我慢できない」という思い込み
何か問題に遭遇した時、通常であれば、
「大変だけど何とか乗り越えよう、
何とかなるさ」と考えます。
しかしながら、「この問題は自分には
絶対乗り越えられない」とか、
「自分には絶対我慢できない」と
思い込む人がいます。
そして、そのように思い込むことによって、
余計なストレスを抱え込み、
自分自身の暗示により、
本当にその問題を乗り越えることが
できなくなります。
したがいまして、その問題の大きさを、
客観的に、冷静に見てみましょう。
実は、思っていたほど
大きな問題ではないことが
ほとんどなのですから。
（２）「自分は劣っている」という思い込み
自分は他の人より劣っていると
思い込んでいる人がいます。
そして、劣等感とコンプレックスの固まりになり、
劣等感から来る自分自身との闘いで、
ストレスが激増することになります。
しかし、本当によく観察し、
冷静かつ客観的に見てみましょう。
ほんとにそれほど劣っているのですか？
ほんとにそれほど他者が優れているのですか？
もっと大きな目で、高いところから見れば、
人間なんて、みんな同じです。
優れているなんて言っても、
たかが知れています。
人間なんて、みんな同じだし、
みんな欠点を持っているし、
悩んでいるのです。
自分だけ劣っているなんていう
思い込みや幻想は捨てましょう。
そして、自分のいい点を
見つけるようにしていきましょう。
（３）「絶対にしなければならない」という思い込み
「この仕事は、絶対に今日中にしないといけない」
と思い込んで、膨大なストレスを
抱え込む人がいます。
また、「絶対に今日の分の家事は
済ませなければいけない」なんて
思い込んでいる主婦もいます。
でも、ほんとうに今日中にしないと
いけない仕事なのでしょうか？
また、ほんとうに今日の分の家事を
今日しないといけないのでしょうか？
そうではないですよね。
絶対に今日中にしないといけない
理由なんてないのです。
どうしても無理なら、
明日に回せばいいのです。
このように、自分自身に
「絶対にしなければならない」と言い聞かせ、
思い込んでいる人は、
膨大なストレスにさらされますから、
もう一度、その思い込みを
客観的に見直す必要があります。
（４）「失敗してしまうかもしれない」という思い込み
いつもマイナスのことばかり考えて、
「失敗してしまうかもしれない」とか、
「このままだと病気になってしまうかもしれない」とか、
「このままだと人生めちゃめちゃに
なってしまうかもしれない」とか、
無意味な思い込みをする人がいます。
これらの人は、その恐怖から
非常に緊張した生活を強いられ、
大きなストレスにさらされることに
なります。
しかし、本当に失敗するのでしょうか。
また、本当に病気になったり、
人生めちゃめちゃになったりするのでしょうか。
将来のことなんて、
神様でもない限り、
分かる訳ないのです。
ですから、将来について、
マイナスの思い込みをすることは
絶対にやめましょう。
ストレスが増大するだけじゃなくて、
鏡の法則により、
ほんとうに失敗したり、病気になったり、
人生めちゃめちゃになったりと
思考が現実してしまうからです。
どうせなら、プラス発想をおこなって、
将来に明るい未来を現実化させてください。
鏡の法則により、考えたことは、
後ほど現実化するからです。
以上のように、
（１）～（４）の思い込みによって、
人は、余計なストレスを
自ら作り出しているということを
知ってください。
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