楽しいと食が進み悲しいと食欲がなくなる
楽しいと食が進み、悲しいと食欲がなくなる
ということについて、解説していきます。
南アラバマ大学のクリステンセン博士は、
学生を対象として、
楽しい場面を想像させるグループと、
悲しい場面を想像させるグループに分けて、
それぞれのグループの、
その後の食欲を調査する
という実験をおこないました。
その結果、驚くべきことに、
楽しい場面を想像したグループは、
悲しい場面を想像したグループと比較すると、
2倍以上もの食欲を示したのです。
したがいまして、楽しい時は、
食が進むということが、
心理学上の実験でも、
証明されているということなのです。
ですので、食事をおこなう時は、
できるだけ楽しくすることが
大切ということです。
その方が、健康にも
非常にいいのです。
もっともいいのは、
家族揃って、笑いあいながら、
食事をすることです。
もし、これが叶わないならば、
テレビ番組で、面白いバラエティ番組などを
見ながら食事をするのでも、
明らかに食欲や消化の良さは
変わってきます。
逆に、悲しい時は、食欲が低下して、
消化も悪くなりますので、
あまり食べない方がいいでしょう。
子供が失恋した時には、
非常にショックを受けて、
しばらく食事をしないことがありますが、
無理に食べさせない方がいいでしょう。
まずは、気持ちを切り替えるよう誘導して、
悲しい気持ちを吹き飛ばして、
楽しい気持ちを取り戻してから、
一緒に食事してあげるようにしてください。
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