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人間の悩みは全て対人関係の悩みである

 

 

人間の悩みは全て対人関係の悩みである

 

ということについて、解説していきます。

 

 

アドラー心理学では、人間の悩みは、

 

全て、対人関係の悩みであると言っています。

 

 

人間の悩みを深く探求していくと、

 

根本的なところは、全て、
 
対人関係の悩みに行き着くということです。

 

 

では、お金や病気、老いの悩みについても、

 

人間関係の悩みに行き着くのかと、

 

疑問が湧きますよね。

 

 

そこのところは、アドラー心理学では、

 

お金がないと、他者に迷惑をかけることが
 
辛いために悩み、
 
病気だと、家族や職場の仲間に迷惑を
 
かけることが辛いと悩み、
 
老いると、身体が不自由になるにつれて、
 
家族に迷惑をかけ、
 
他者との関わりも少なくなるために悩むと
 
考えられているようです。

 

 

このように、アドラー心理学では、

 

対人関係の悩みにより、

 

人は苦しむとされているのですが、

 

それならば、対人関係の悩みを解決すれば、
 
良い人生を送れるということになります。

 

 

そして、対人関係の悩みを解決するのに、

 

もっとも大事なことは、

 

「他者は、仲間である」と、
 
心の底から認識することです。

 

 

もちろん、この世界は、危険も多いし、

 

他者を騙すような人物もたくさんいます。

 

 

それでも、「他者は、敵である」と
 
考えてはいけないのです。
 

 

そのような認識を持ってしまうと、

 

毎日が地獄となり、家族も信じられず、

 

一歩外に出れば、いつもびくびくして、

 

全ての人に対して、

 

警戒していないといけません。

 

 

そして、人間関係がうまくいかない人の大多数が、

 

「他者は、敵である」という認識や、
 
「他者は、自分を傷つけようとしている」という認識、
 
または、「他者は、自分を蔑もうとしている」などといった、

 

間違った認識を、心の根底に置いているのです。

 

 

心の根底に、上記のような間違った基盤が

 

備わっていますと、

 

全ての歯車が狂い、
 
非常につらい人生を歩むことになります。

 

 

そうではなくて、「他者は、仲間である」と
 
心底感じて、いつもそのように

 

認識していることが大切です。

 

 

「他者は、仲間である」と認識することができれば、

 

この世界は、非常に生きやすく、楽しく、

 

素晴らしい体験で満ちていることに気づくのです。

 

 

したがいまして、すでに人間関係が

 

うまく行き始めている人は、

 

「みんな、仲間である」という認識を、
 
さらに強めていってください。
 

 

そうすれば、もっと愛と平和に満ちた

 

素晴らしい人生を送れるようになります。

 

 

また、「他者は、敵である」と考えている人は、

 

考え方を180度改めて、
 
そのつらい人生から抜け出してください。

 

 

もちろん、幼少時から虐待されたり、
 
けなされたり、攻撃されてきた人は、

 

潜在意識にまで、「他者は、敵である」という

 

認識が刻み込まれています。

 

 

ですので、「他者は、仲間である」という
 
認識に修正するのは、

 

非常に骨が折れるものです。

 

 

それでも、まずは、「他者は、仲間である」

 

という認識に変えると、

 

人生は、とても楽しくて、
 
愉快なものになるということを知ってください。

 

 

毎晩、夜寝る前に、
 
「他者は、仲間である」と自己暗示を
 
かけてもいいでしょう。
 

 

また、カウンセラーのもとを訪れて、

 

幼少時にあった辛い体験を聞いてもらい、

 

トラウマを解消してしまうことも大切でしょう。

 

 

そして、「他者は、仲間である」と
 
考えるようにしつつ、

 

行動も変えていってください。

 

 

これまでは、他者に対して、
 
攻撃したり、批判したり、

 

非協力的な態度を取っていたと

 

思います。

 

 

しかしながら、そのような態度は、
 
必ず自分自身に返ってきますし、

 

対人関係をひどく悪化させるものです。

 

 

したがいまして、他者を仲間と考えて、
 
攻撃したり、批判することを止めて、

 

協力的な態度を貫けるよう、

 

努力してください。

 

 

そして、それができるようになればなるほど、
 
真の仲間が増えて、

 

非常に生きやすくて、

 

楽しい人生になっていきます。

 

 

最重要ポイントは、「他者は、仲間である」と考え、
 
行動することなのです。

 

 

 

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