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コミュニケーションは共通基盤の上に成り立つ

 

 

コミュニケーションは共通基盤の上に成り立つ

 

ということについて、解説していきます。

 

 

認知心理学では、

 

人間と人間のコミュニケーションには、

 

共通基盤が必要であり、

 

共通基盤の上に会話が成り立つとしています。

 

 

共通基盤とは、

 

お互いの認識の共通部分です。

 

 

たとえば、ある日、プロ野球で
 
阪神タイガースが優勝したとします。
 

 

そうしますと、次の日は、

 

その話題で持ちきりになりますが、

 

もし、テレビを全く見ていない人がいましたら、

 

その話題を持ち出しても、

 

さっぱり反応がなく、

 

その話についてきてくれません。

 

 

これは、テレビで阪神タイガースが

 

優勝するところを見たという

 

共通基盤が不足していることが
 
原因です。

 

 

逆に、テレビで、阪神タイガースの
 
優勝シーンを見た人同士であれば、

 

とても会話が弾み、

 

「あのシーンは良かったあ!」なんて

 

喜び合います。

 

 

これは、共通基盤が
 
双方にしっかりと存在するために、

 

コミュニケーションが
 
スムーズにいくのです。

 

 

その他、たとえば、

 

日本人が、アメリカ人に、
 
「やっぱり、夏にはお中元、
 
 冬にはお歳暮が欠かせないね」
 
などと言っても、アメリカ人は、

 

「はあ?さっぱり意味ワカリマセーン」と

 

理解しないでしょう。

 

 

でも、日本人に言ったなら、

 

「確かにそうだよねえ」などと

 

理解を示します。

 

 

したがいまして、コミュニケーションを

 

円滑に進めるためには、

 

どうしても、共通基盤が必要である
 
ということをご理解いただきたいと
 
思います。

 

 

ですので、コミュニケーションを

 

円滑にしたいのなら、

 

相手の人物のおかれている環境を
 
事前に調べておいて、
 
自分も色々と勉強したり、
 
同じような環境に身を置いてみたりして、

 

共通基盤を構築する努力が必要となります。

 

 

もしくは、初めから、
 
共通基盤が豊富な相手と
 
コミュニケーションを取るかです。

 

 

この場合は、事前準備がなくても、

 

すぐに仲良くなれます。

 

 

実際のところ、
 
すぐに仲良くなれる人というのは、
 
共通基盤が多い人同士で
 
あることがほとんどです。

 

 

たとえば、趣味が同じという共通基盤や、
 
住んでいる土地が同じという
 
共通基盤があれば、
 
すぐに仲良くなれます。

 

 

以上、コミュニケーションは
 
共通基盤の上に成り立つ

 

という認知心理学上のお話でした。

 

 

 

 

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