発達障害にはどのようなものがあるか
発達障害にはどのようなものがあるか
について、解説していきます。
子供の発達が、著しく遅れる場合は、
発達障害を疑う必要があります。
では、発達障害には、
どのようなものがあるのか、
見ていきたいと思います。
子供の発達障害に多いものには、
知的障害、言語障害、脳性麻痺、
広汎性発達障害発達障害、
ADHD(注意欠陥・多動性障害)、
学習障害(LD)、身体的な発達障害
などがあります。
● 知的障害
知的能力の発達が遅れてしまう障害です。
基本的には、物事を判断したり、
適切な行動を自分で行う能力の発達が
阻害される障害です。
● 言語障害
ことばの発達が遅れて、
発音に異常があったり、
ことばの理解ができなかったり、
話せないという障害です。
● 脳性麻痺
お母さんのお腹にいる時から生後4週までに、
何らかの原因で脳が損傷を受けた場合に
発生する障害です。
体や手足が自由に動かせなくなることがあります。
● 広汎性発達障害発達障害
視線が合わなかったり、
友達関係が作れなかったり、
他人と興味を共有できなかたり、
感情が伝わらないという障害です。
また、非常に限定的なものだけに興味を持ったり、
周りから見ると意味のない習慣に
こだわったりします。
● ADHD(注意欠陥・多動性障害)
注意力の障害があり、
いつも激しく動き回っているために、
多動性障害とも言われています。
女の子よりも、男の子に、多く発生します。
● 学習障害(LD)
知的な発達に遅れはないのですが、
特定の能力の修得が困難な障害です。
こちらも、女の子よりも男の子に
発症しやすい障害です。
● 身体的な発達障害
身体の正常な発達が妨げられる障害ですが、
その中には、肥満や虚弱体質があります。
以上のように、
様々な種類の発達障害がありますので、
子供の発達が著しく遅れていると感じたならば、
小児科など、専門機関に
受診するようにしてください。
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