敵意に満ちて育った子供は誰とでも争うようになる
敵意に満ちて育った子供は、
誰とでも争うようになります。
いつも敵視されて育った子供は、
かわいそうに、子供心に、
争いこそ人生、
強くなければ生きていけないという
本能が大きく発達してきます。
この子にとっては、
「やるかやられるか」、
それが人生です。
そして、大きくなるにつれて、
その闘争本能が強烈になり、
誰とでも争うようになってしまうのです。
ところで、敵視されて育つとは、
具体的には、どのような状態なのでしょうか。
たとえば、愛人から生まれた子供のため、
「なぜ、生まれてきやがったんだ！」などと
いつも怒鳴られている子供さんなど。
また、両親のいずれかが
ＤＶ（家庭内暴力）をおこない、
子供もいつも攻撃され、
虐待されていた場合などです。
このように、いつも誰かに
敵視されていた子供は、
大きくなると、闘争本能に任せて、
争いばかりするようになります。
もちろん、大きくなって力が付いてくると、
他者を怪我させて、警察沙汰にもなりますし、
下手をすると、大きな事件を起こして
ニュースにも出かねません。
したがいまして、子供時代には、
敵視されるような環境から
何とかして、脱却させてあげる
必要があります。
あなたの家庭では、
子供を敵視するようなことは
していないでしょうか。
まず、大丈夫だと思いますが、
もし敵視するような状態で育てると、
大きくなると手を付けられない乱暴者になり、
あなた自身も命を狙われるようになりますから、
くれぐれもご注意ください。
そして、ＤＶにより、
敵視される環境で生活せざるを
得ない子供達は、
非常にかわいそうであり、
残念な境遇にいるのですが、
ＤＶから救済される社会的システムが
できあがりつつありますので、
期待するしかないでしょう。
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