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プレグナンツの法則について

 

 

プレグナンツの法則について、

 

解説していきます。

 

 

プレグナンツの法則とは、
 
ゲシュタルト心理学における
 
人間の知覚の法則です。
 

 

また、「プレグナンツ」とは、

 

簡潔なという意味の言葉です。

 

 

プレグナンツの法則には、

 

代表的な3つの要因がありますので、

 

次に、見ていきたいと思います。

 

 

 

●プレグナンツの法則における代表的な3つの要因

 

 

(1) 近接の要因

 

 

  ||    ||    ||

 

まず、上記の図を見ていただきたいのですが、

 

実は、これは、特にグループ分けしているのではなくて、

 

ただ、単純に、縦線を適当に並べて

 

表示しているだけです。

 

 

でも、不思議なことに、近くにある縦線同士が、
 
一つのグループになっているように
 
見えてきますよね。
 
 
逆に、遠くにある縦線同士は、
 
グループには見えません。

 

 

このように、人間の知覚には、

 

近くにあるものをグループであると

 

自動的に認識する機能がある

 

ということです。

 

 

また、視覚的なものだけではなく、

 

時間的にも近いものは

 

グループとして認識されるということを、

 

覚えておいていただきたいと思います。

 

 

 

(2) 類同の要因

 

 

 □■■□□■■□□■■□□■■□□■

 

次に、上の図を見ていただきたいのですが、

 

これは、実際には、黒い四角と白い四角を

 

適当に並べただけの図です。

 

 

しかしながら、黒い四角2つと、白い四角2つは、
 
なぜか、一まとまりのグループとして
 
認識してしまいますよね。
 
 
逆に、黒い四角と白い四角を
 
一まとまりのグループとして
 
認識することは難しいです。

 

 

このように、人間の知覚においては、

 

同じような物を一まとまりの

 

グループとして認識する

 

ということを覚えておいていただきたいと

 

思います。

 

 

 

(3) 閉合の要因

 

 

 〕〔   〕〔   〕〔   〕〔

 

今度は、上の図を見ていただきたいのですが、

 

これも、ただ単純に、右向き括弧と左向き括弧を

 

並べただけのものです。

 

 

しかしながら、不思議に、
 
お互いが閉じあっている部分が、
 
一まとまりのグループとして、
 
認識してしまうものです。
 
 
逆に、お互いが開き合っている部分は、
 
グループとしては、認識しづらいものです。

 

 

 

以上のように、人間の知覚は、
 
プレグナンツの法則によって、

 

意外にも、勝手にグループ化して

 

認識してしまうものであるということを、

 

ご理解いただけたらと思います。

 

 

 

 

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