カウンセリング、心理療法、臨床心理学の違い
カウンセリング、心理療法、臨床心理学の違い
について、解説していきます。
心の病に取り組む方法としましては、
大きく分けますと、カウンセリング、
心理療法、臨床心理学などの
方法があります。
では、カウンセリング、
心理療法、臨床心理学には、
どのような違いがあるのでしょうか。
カウンセリングにつきましては、
他と比較しますと、
軽度な心の問題を取り扱っていきます。
また、心の不調を取り除くだけではなくて、
能力開発や進路相談にも
カウンセリングが使われます。
また、心理療法につきましては、
比較的に重度な心の問題を
扱っていきます。
数百種類もの心理療法がありますので、
心理療法家は、それらの療法を使って、
重度な心の問題を解決していきます。
そして、臨床心理学におきましては、
精神的な問題だけではなく、
対人関係の問題、家族間の問題、
パートナーの問題などにも
積極的に関わっていきます。
また、心理テストや心理検査、
心理学的研究にも関わっていきますので、
心理学全般における深くて
幅広い知識と経験が要求されます。
以上のように、カウンセリングは、
進路相談や悩み相談を含む
軽度な心の問題を扱うものであり、
臨床心理学は、人間の心について、
非常に幅広い範囲に
関わっていくものであるということを
ご理解いただきたいと思います。
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