今すぐ使える新時代の心理学講座~日常・仕事・恋愛・学校・スポーツで今日明日から使える実践技術~


強迫神経症とはどんな病なのか

 

 

強迫神経症とはどんな病なのかについて、

 

解説していきます。

 

 

強迫神経症とは、
 
何らかの強迫観念がこびりついて、

 

特定の行動をおこなわないと

 

気がすまなくなる神経症であり、

 

強迫性障害とも呼ばれています。

 

 

たとえば、手にはバイ菌がついているから
 
綺麗に洗わないと病気になってしまう
 
という強迫観念から、

 

何百回も手ばかり洗っている人がいますが、

 

このような人は、強迫神経症に

 

かかっていると言えます。

 

 

また、ガスの元栓を切ったか、
 
電気をきちんと消したか、
 
家の鍵や窓の鍵を
 
ちゃんとかけたかが気になって、

 

何十回~何百回も、

 

家に戻ってきては確認するという

 

行動を繰り返す人もいます。

 

 

これも、強迫神経症の症状と

 

言えます。

 

 

なお、強迫神経症の特徴としましては、

 

何度もその行為をおこなう必要もないし、

 

意味がないことが自分でも
 
分かっているということです。
 
「分かっているのに止められない」のです。

 

 

そして、強迫神経症にかかりやすい人の
 
特徴としましては、

 

几帳面で頑固、柔軟性がなくて、

 

融通がきかない性格の若者に

 

多いということが言われています。

 

 

また、細かいことにこだわる性格についても、
 
強迫神経症を発症しやすい性格の一つです。
 

 

ちなみに、強迫神経症については、

 

何らかのきっかけがあって、
 
そこから発症することが多いです。

 

 

たとえば、学生であれば、
 
なかなか成績がよくならずに落ち込むとか、

 

人間関係において、

 

大事な人との別れなど、

 

ショックなことがあったり、

 

社会人であれば、仕事上の大失敗や、
 
交通事故、過労など、
 
女性であれば、妊娠、出産、育児の悩みが
 
積み重なったりなどです

 

 

なお、強迫神経症にかかっている人の
 
およそ3分の1は、うつ病もあわせて
 
発症していることが多いです。

 

 

したがいまして、

 

医療機関や専門機関を受診して、

 

早期に治療を開始することが大切です。

 

 

精神科や心療内科にかかりますと、

 

強迫神経症には、抗うつ薬が処方されますが、

 

抗うつ薬だけでは効果がないこともありますので、
 
精神療法もあわせて
 
進めていく必要があります。

 

 

 

 

スポンサーリンク




関連コンテンツ




関連ページ

臨床心理学とは何か
健康な心とは物事にとらわれない心の状態である
カウンセリング、心理療法、臨床心理学の違い
臨床心理士とカウンセラーの違い
カウンセリングとは一体何なのか
カウンセリングの実施順序と効果
カウンセラーに向いている人、向いていない人
年代によって心の病の特徴は変化する
神経症と精神病の違い
不安神経症とはどんな病なのか
双極性障害とはどんな病なのか
適応障害とはどんな病なのか
PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは何か
統合失調症とはどんな病か
解離性同一性障害とはどんな病か
性同一性障害とはどんな病か
抑うつ神経症とはどんな病か
小児の発達障害にはどんなものがあるのか
無意識を意識化して治療する
思い浮かんだことを全て言葉にする効果
心理療法は言葉で癒す治療法
来談者中心療法とはどのようなものか
行動療法とはどのようなものか
認知行動療法とはどのようなものか
内観療法とはどのようなものか
自律訓練法とはどのようなものか
森田療法とはどのようなものか
グループ療法とはどのようなものか
家族療法とはどのようなものか
遊戯療法とはどのようなものか
箱庭療法とはどのようなものか
夢分析を使った心理療法
DSM(精神疾患の診断・統計マニュアル)で診断する
心理アセスメントとはどのようなものか
心理テストにはどのようなものがあるのか
ひきこもりは必要なプロセス
心理アセスメントとは何か
心理カウンセリングは本当に効果があるのか



引き寄せの法則オススメ教材






ツイッターやってます






 
トップページ ツイッター 引き寄せ カウンセリング YouTube動画