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箱庭療法とはどのようなものか

 

 

箱庭療法とはどのようなものか

 

解説していきます。

 

 

箱庭療法につきましては、

 

72cm × 57cm × 深さ7cmの箱を用意し、

 

その中に砂を入れ、

 

自由に人形や家や車のおもちゃなどを配置し、

 

自分の心を表現してもらう心理療法であり、
 
芸術療法の一種です。

 

 

基本的には、自由に人形やおもちゃ、

 

模型などを配置してもらいますが、

 

配置が終わりましたら、
 
どのような意味があるのかを
 
言葉でもクライエントに
 
説明してもらいます。

 

 

そうすることで、自分の内面世界を
 
表に出すことができて、

 

自分が何を考えているかについて、

 

クライエント自身の気づきを

 

促すことができます。

 

 

また、外部に表現することそのものに、
 
心の内に溜まっていたストレスや
 
わだかまりを吐き出す効果があります。

 

 

もともとは、子供に対する心理療法でしたが、

 

大人にも効果があるため、
 
現在では年齢に関係なくおこなわれています。

 

 

なぜ、部屋一面に、

 

自由におもちゃや人形を

 

並べてもらうのではなくて、

 

箱庭が必要なのかと言いますと、
 
境界線(枠)があることが、
 
非常に重要であるからです。

 

 

なぜなら、境界線(枠)があることにより、

 

一つの世界ができあがり、

 

キャンバスのように自己表現が
 
可能になりますし、
 
創作意欲がかきたてられるからです。

 

 

 ちなみに、どんな人形やおもちゃを使うかは、
 
特に決まっておらず、
 
治療者が、自由に選んで探してきます。

 

 

この箱庭療法は、日本だけではなく、
 
世界中で広まっており、

 

かなりポピュラーな心理療法として

 

有名となっております。

 

 

また、箱庭療法セットの既成品を買うと

 

何万円もしますので、

 

72cm × 57cm × 深さ7cmの箱を
 
自分で作り、その中に
 
砂を敷き詰めることをおすすめします。

 

 

その方が、ずいぶんと

 

安上がりになります。

 

 

 

 

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