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DSM(精神疾患の診断・統計マニュアル)で診断する

 

 

DSM(精神疾患の診断・統計マニュアル)で診断する

 

ということについて、解説していきます。

 

 

精神疾患を診断する方法としましては、

 

DSMという診断マニュアルを使う

 

方法があります。

 

 

DSMとは、
 
Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disordersの略で、

 

訳しますと、精神疾患の診断・統計マニュアル

 

という意味です。

 

 

通常、精神疾患を診断する際、

 

心の中は、目には見えませんから、

 

クライエントの訴えから病名を
 
診断せざるを得ません。

 

 

身体の病気であれば、
 
血液検査やCTスキャンなど、

 

さまざまな方法を使って、

 

目に見える情報から、

 

病名を診断することができます。

 

 

しかしながら、心の病には、
 
血液検査やCTスキャンなどが使えませんから、

 

どうしても、クライエントの訴えだけが

 

頼りになります。

 

 

そうしますと、熟練したカウンセラーと、
 
そうではないカウンセラーで、

 

診断に大きな誤差が出てくるように
 
なります。

 

 

そこで、客観的な診断方法として、

 

DSMと呼ばれる精神疾患の
 
診断・統計マニュアルを

 

使うことがあるのです。

 

 

DSMにつきましては、

 

当てはまる症状のリストに

 

チェックを入れていき、

 

症状が一定数を超えた際に、
 
その病名を診断できるように
 
なっています。

 

 

したがいまして、

 

非常に客観的に診断することができ、

 

カウンセラーがあまり熟練していない場合でも、

 

正確な病名を診断しやすくなるのです。

 

 

それにより、個々のカウンセラーによる
 
診断のバラつきを

 

少なくすることができるのです。

 

 

ちなみに、2013年5月に、
 
DSMが大改訂されて、

 

DSM-5となりましたが、

 

内容は1,000ページ近くあり、

 

価格は、およそ2万円前後します。

 

 

興味のある方、もしくは、
 
カウンセリング業務で必要な方は、

 

ぜひ、読んでみてください。

 

 

 

 

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