神は強い筋肉を持っているが人格は持たない
神は強い筋肉を持っているが人格は持たない
というアインシュタインの名言について、
解説していきます。
「知性を神にしてはいけない。
神は強い筋肉を持っているが、人格は持たない。」
アインシュタインの言葉より
アルベルト・アインシュタイン。
ユダヤ系ドイツ人の理論物理学者。(1879-1955)
天才物理学者のすばらしい言葉です。
知性は優れた力を発揮します。
世界の法則を現実世界に適用して、
新たに新しいものを生み出す力をもっています。
でも、神としてはあがめてはいけないと、
アインシュタインは言っています。
科学も自然法則も、とても強い力を持っています。
その法則を使えば、現実が実際に変わってしまいます。
法則は必ず実行されます。
その力はあまりにも強大で、非常に厳格です。
でも、誤ってその力を使ってしまうと、
とんでもないことになると警告しています。
神は人格をもちません。
なぜなら、神は法則だからです。
法則が神だからです。
人格をもちません。
神は、これはいいこと、悪いことと判断したり、
独自の価値観を持ち出したりしません。
このようにしたいから、こうするとは言いません。
粛々と、淡々と、法則どおりに、
物事を動かしていくだけです。
でも、それでも、
万物を完全なる調和と絶対のバランスにて、
支配しています。
法則そのものが完全なのです。
そして、完全なる法則が神なのです。
法則は、神は、万物を無限に生み出します。
あまりにも力強い力で、
すべてを法則どおりに動かします。
科学に無条件に従うことは非常に危険であるということ、
さらには、神は人格を持たないが、
力強く現象を突き動かしていくパワーある存在だ、
という言葉でした。
非常に味わい深い言葉です。
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