社会は頭の中にあることに気づく
社会は頭の中にあることに気づく
ということについて、解説していきます。
内観や瞑想の効果で一番大きなものは、
思考は自分自身ではないと気づくことです。
思考は、頭の中でぐるぐるとめぐります。
そして、いろいろな葛藤や悩みを作り出します。
私達、人間において、
思考が一番危険な存在です。
なぜなら、思考に巻き込まれ、
自分自身を見失ったとき、
とんでもない行動を起こすことが
多いからです。
思考はいつも、どんどんと矛盾を
自分自身で作り出します。
そして、自分の体全体のリズムや
調子をかき乱します。
そして、思考は、
本やＴＶなどの知識が入ってくると、
さらに複雑な動きをはじめていきます。
そして、社会の慣習や規律、
さらには、人の話から得た知識なども入ってくると、
思考はどんどんとパニック状態にも似た、
とんでもない様相を呈していきます。
思考は、非常に危険な存在です。
実現能力、現実化能力も持っていますので、
思考に支配されて、
危険な思考に飲み込まれてしまったとき、
悲劇が起こります。
とんでもないことが、実現してしまうのです。
思考を見守りましょう。
コントロールしましょう。
思考にあなた自身を
のっとられてはいけません。
見守り、観察し、あなた自身を、
あなたの本体である意識や魂を
輝かせましょう。
主人は、意識であり魂である、
あなた自身なのです。
しっかりと輝いていてください。
内観や瞑想を続けていてください。
思考にのみこまれたとき、
それは社会における苦悩と葛藤の
生産工場となっていきます。
あなたの意識が育つほど、
思考は減っていきます。
あなた自身がいないため、
眠っているために、
思考が何とか代わりを務めようと、
なんとかぐるぐると回転して
体を維持しようとしていたのです。
意識がきちんと、はっきりと目覚めてくれば、
思考は、その役割を終えて消えていきます。
それとともに、社会の束縛と苦悩も消えていきます。
なぜなら、社会とは、思考に過ぎないからです。
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