念入れしぐさ(江戸しぐさの心理学)
念入れしぐさ(江戸しぐさの心理学)
について、解説していきます。
念入れしぐさとは、
念には念を入れる
用意周到なしぐさのことを
言います。
江戸時代の商人たちは、
商売の上で、何をするにも
用意周到に動きました。
商売は、ふとしたことで
足をすくわれたり、
思わぬことが失敗に
つながったりします。
ですから、常に用心して、
用意周到に準備しておかないと
いけないのです。
特に、うまくいっている時ほど
大失敗をやらかす危険が
大きくなりますから、
余計に、念を入れないと
ならないのです。
商売においては、油断をしたら、
ライバルにそこを衝かれますし、
事故や不始末を起こして
世間からの信用を
失くしてしまうのです。
これは、現代でも通用しますから、
常に、念には念を入れて、
用意周到、準備万端にて、
事に臨みたいところですね。
スポンサーリンク
関連コンテンツ
関連ページ
- 江戸しぐさとは何か(江戸しぐさの心理学)
- 江戸しぐさの種類と学校での授業について(江戸しぐさの心理学)
- はいはいの修養(江戸しぐさの心理学)
- いかがの注意(江戸しぐさの心理学)
- もったい大事(江戸しぐさの心理学)
- 陽に生きる(江戸しぐさの心理学)
- 七三の道(江戸しぐさの心理学)
- ロクを利かす(江戸しぐさの心理学)
- 打てば響く(江戸しぐさの心理学)
- 横切りしぐさ(江戸しぐさの心理学)
- 時泥棒(江戸しぐさの心理学)
- 喫煙しぐさ(江戸しぐさの心理学)
- こぶし腰浮かせ(江戸しぐさの心理学)
- 聞き上手(江戸しぐさの心理学)
- 三脱の教え(江戸しぐさの心理学)
- おはようには、おはよう(江戸しぐさの心理学)
- 椋鳥(むくどり)(江戸しぐさの心理学)
- お心肥やし(おしんこやし)(江戸しぐさの心理学)
- 百人番頭(ばんとう)(江戸しぐさの心理学)
- 夜明けの行灯(あんどん)(江戸しぐさの心理学)
- 半畳(はんじょう)を入れる(江戸しぐさの心理学)
- 報告しぐさ(江戸しぐさの心理学)
- 逆らいしぐさ(江戸しぐさの心理学)
- おあいにく目つき(江戸しぐさの心理学)
- 束の間(つかのま)つきあい(江戸しぐさの心理学)
- うかつあやまり(江戸しぐさの心理学)
- 肩引き(江戸しぐさの心理学)
- 傘かしげ(江戸しぐさの心理学)
- 田舎の入り(江戸しぐさの心理学)
- バッタンさま(江戸しぐさの心理学)
- 銭湯づきあい(江戸しぐさの心理学)
- 非道の商い(江戸しぐさの心理学)
- 死んだら御免(江戸しぐさの心理学)
- 江戸の出(江戸しぐさの心理学)
- おめみえしぐさ(江戸しぐさの心理学)
- 世辞(せじ)(江戸しぐさの心理学)
- 会釈のまなざし(江戸しぐさの心理学)
- 稚児問答(江戸しぐさの心理学)
- 仁王しぐさ(江戸しぐさの心理学)
- 江戸時代の商人や町人の暮らしと子育て(江戸しぐさの心理学)
- 東京江戸生まれの建物の特徴(江戸しぐさの心理学)
- 江戸しぐさのNPO、非営利団体、非営利活動法人とは何なのか(江戸しぐさの心理学)