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田舎の入り(江戸しぐさの心理学)

 

 

田舎の入り(江戸しぐさの心理学)

 

について、解説していきます。

 

 

江戸しぐさにおいては、

 

「田舎の入り(いなかのいり)」

 

というものもあります。

 

 

田舎の入りとは、

 

何かと言いますと、

 

馬車や船に乗り込む時に、

 

自分が先だと言わんばかりに

 

他者を押しのけて

 

乗り込むことを言います。

 

 

その様子が、粋ではなく、

 

江戸っ子ではなく、

 

田舎者のやることだと

 

いう意味で、

 

「田舎の入り」という

 

言葉になったのですね。

 

 

江戸の商人からしますと、

 

このような人たちは、

 

周囲への気配りができない

 

世間知らずであると

 

考えていたのです。

 

 

江戸の商人であれば、

 

まず先に、他の人に心を配り、

 

他の人を先に乗らせ、

 

他の人に席を譲り、

 

自分は最後に乗り込みました。

 

 

こうすることで、

 

他者に良い印象を与えますし、
 
良い噂が広まりますし、

 

後から自分にも

 

良いことが返って来ると

 

知っていたからです。

 

 

当然のことながら、

 

乗り物への乗り方ですら、

 

他者への心配りが

 

できない人については、

 

日常生活や仕事における

 

他の物事でも

 

心配りはできません。

 

 

そのため、人生の

 

ありとあらゆるところで

 

他者と衝突して

 

うまくいかなくなります。

 

 

もちろん、そのような人は、

 

商売もうまくいきません。

 

 

以上、江戸しぐさにおける

 

田舎の入りという言葉でした。

 

 

 

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