恋に落ちるとホルモンの影響で食欲不振になり眠れなくなる
恋に落ちるとホルモンの影響で
食欲不振になり眠れなくなる
ということについて、解説して
いきます。
恋に落ちますと、恋煩い
（こいわずらい）という病に
かかります。
胸が痛くなるし、集中力はなくなり、
いつも、あの子、あの人のことばかり
考えてしまいますし、熱っぽくなり、
夜も眠れず、食欲もなくなります。
たいていの人は、一度は経験した
ことがあると思います。
実は、そのような恋煩いの症状は、
そのほとんどが、恋愛ホルモンと
呼ばれる脳内化学物質の作用で
あります。
大きな影響を与えるのが、
PEA（フェニール・エチル・アミン）、
ドーパミン、ノルアドレナリン、
テストステロン、オキシトシン、
エストロゲンなどですね。
PEA（フェニール・エチル・アミン）は
恋の媚薬と呼ばれており、主に、
一目惚れ、恋煩い、恋やつれ等の
症状を引き起こします。
恋をすると、食欲がなくなるのも、
PEA（フェニール・エチル・アミン）の
しわざであります。
ドーパミンは、快感を増幅する
神経伝達物質であり、恋をすると
分泌量が増えます。
ノルアドレナリンも恋をすると
分泌量が増えるのですが、こちらは、
覚醒や興奮に関係しています。
恋をすると目が覚めて、
眠れなかったり、興奮が続いてしまう
のは、ノルアドレナリンが原因と
なっているのです。
また、男性が恋をすると、
男性ホルモンのテストステロンが
たくさん分泌されて性欲が高まります。
女性が恋をしましたら、愛情ホルモン
と呼ばれているオキシトシンが
たくさん分泌されます。
オキシトシンが多く分泌されれば
されるほど、相手を信頼できるし
幸せな気分になりますし、
抱きしめてほしくなります。
さらには、女性が恋をすると、
女性ホルモンであるエストロゲンが
たくさん分泌されるようになります。
このエストロゲンが増えますと、
肌がきれいになります。
恋する女性は美しいと良く言われます
けれども、これは本当ですし、
その原因は、女性ホルモンである
エストロゲンが原因なんですね。
以上のように、恋に落ちた時は、
多量の恋愛ホルモンが分泌されて、
尋常ではない状態になるということを
知っておいてください。
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