健康心理士
健康心理士の資格について、
見ていくことにしましょう。
健康心理士は、日本健康心理学会が
認定する民間資格です。
健康心理士は、3段階のランクに分かれていまして、
認定健康心理士 ⇒ 専門健康心理士 ⇒ 指導健康心理士 と、
右に行くにつれて難しく高度になります。
この資格を取得するには、大学院で健康心理学や心理学系を専攻し、
日本健康心理学会の正会員となって学会に申請します。
資格審査に合格すれば、資格を取得できます。
また、この資格を取得するには、他の方法もあります。
なお、健康心理士は、健康に心理が与える影響を深く理解し、
精神的な弱さや心身症、うつ病、生活習慣病を抱えた人などを
サポートする資格となります。
ある程度の権威がありますが、やはり臨床心理士などの
きちんとした資格と比較すると資格の力は弱いです。
そのため、健康心理士を取得したからと言って、
就職に必ずしも有利になるとは限りません。
健康心理士を必要とする求人は、皆無に等しく、
いろいろ探してみましたが、ほとんど求人はありませんでした。
※臨床心理士であれば、たくさん求人がありました。
いずれにしろ、健康と心理の関係に興味があり、
大学院で健康心理学や心理学系を専攻しているのであれば、
一度、この資格の取得も検討してみるのもいいかも知れません。
ただし、学生さんで、まだこれから進路を考えるという人は、
まずは心理系民間資格の最強クラスである臨床心理士に
チャレンジすることをおすすめします。
臨床心理士を取得することができれば、心理カウンセラーとして、
かなりの活躍の場があり、就職にも有利です。