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ストレスへの対処行動のパターン

 

 

ストレスへの対処行動のパターン
 
について、見ていくことにしましょう。

 

 

ストレスが溜まってきたと実感した場合、

 

ストレスに対処する行動としましては、

 

次のようなパターンがあります。

 

 

(1)問題解決型

 

この対処行動は、ストレスの原因となる

 

問題を解決することによって、

 

ストレスそのものを解消させようと

 

いうものです。

 

この方法で解決できれば、

 

ストレスの原因そのものを取り除くことが

 

できるので、もっとも好ましい解決法です。

 

 

(2)情動処理型

 

この対処行動は、ストレスによる

 

つらさや怒り、悲しみなどの情動を

 

親しい友人や周囲の人などに

 

話して聞いてもらい、

 

心の中から発散してストレスを

 

失くそうという方法です。

 

しかしながら、ストレスの根本原因は

 

残ったままですので、

 

繰り返し、同じ状況にいたります。

 

 

(3)認知的処理型

 

この対処行動は、ストレスの原因となる

 

問題を客観視して、遠くから眺めることで、

 

問題の小ささを実感して、心理的負担を

 

取り除くという方法です。

 

ストレスの原因から距離を置くことで、

 

ストレスを軽減することができます。

 

しかしながら、ストレスの原因が

 

あまりにも巨大であると、

 

客観視すればするほど、

 

逆にストレスが増大してしまうことも

 

あります。

 

 

(4)社会的支援型

 

国や地方の機関、

 

民間の心理的な機関、

 

さらには、友人、家族、

 

カウンセラーなどに助けを求めて、

 

支援してもらうという方法です。

 

自分ひとりでは解決できなかった

 

ストレスの原因も、この方法で

 

専門家に支援してもらうことで、

 

あっけなく解決してしまうことがあります。

 

したがいまして、非常に有効な方法と

 

なります。

 

 

基本的に、ストレスに対処する場合は、

 

上記の(1)~(4)のどれかの方法を

 

使うことになります。

 

 

まず、最初にやってほしいのは、
 
(1)の方法により

 

ストレスの原因となる問題を

 

解決してしまうことです。

 

 

(1)の方法で解決してしまうことができれば、

 

もっともシンプルに、問題を解決して

 

ストレスとサヨナラすることができます。

 

 

しかしながら、(1)の方法では

 

解決できない場合は、

 

(4)の方法にて、他者や心理的な機関に
 
支援を求めてください。
 

 

専門家に任せることで、

 

あっけなく解決することが多いからです。

 

 

ただし、すぐには問題が解決しない場合も多く、

 

解決までには時間がかかることがありますから、

 

それまでの間は、(2)の方法で、
 
一時的にストレス発散をおこない、

 

しのいでいってください。

 

 

そして、(3)の方法で、
 
ストレスとなる問題を客観視することで、

 

ストレスの軽減を図ってください。

 

 

まとめますと、

 

まずは(1)の問題解決を試み

 

無理な場合は、(2)のストレス発散と
 
(3)の客観視によるストレス軽減を

 

おこないながら、

 

(4)の他者や心理的機関に相談して
 
支援を受けるとよいのです。

 

 

 

 

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