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デアゴスティーニが急成長した心理学的理由

 

 

デアゴスティーニが急成長した
 
心理学的理由について解説していきます。

 

 

デアゴスティーニという会社がありまして、

 

現在、2014年におきましても、
 
急成長を続けています。

 

 

どんな商品を作っている会社かと言いますと、

 

雑誌に一つの部品が付録としてついていて、

 

全巻集めると、一つの模型が完成するという、

 

非常に面白い商品を作っている会社です。

 

 

たとえば、全巻集めると、
 
お城の模型が完成するとか、

 

全巻集めると、スーパーカーや

 

オートバイの模型が完成する、

 

あるいは、一冊に、

 

人気アニメのDVDが1枚付いていて、

 

全巻集めると、全てのDVDを
 
コレクションできるものなど

 

様々です。

 

 

実は、このような販売方法は、

 

心理学で言うところの
 
「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」と、

 

コレクターの心理をうまく
 
使っているのですね。

 

 

「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」とは、

 

最初に、小さな要求を容認してもらうと、

 

次に、少し大きな要求を出しても、

 

容認してもらいやすくなるという
 
テクニックです。

 

 

人間には、最初の決定と
 
一貫性を保った行動をしようという

 

心理がはたらきますので、

 

「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」が

 

有効にはたらくのです。

 

 

基本的に、デアゴスティーニの
 
雑誌の創刊号は、

 

何百円という信じられないくらいの

 

安さです。

 

 

創刊号を信じられないくらいの
 
安さにしておき、多くの人が、
 
簡単に入手できるようにしてあるのです。

 

 

これぞ、まさに、

 

「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」であり、

 

一度、創刊号を買ってしまったら、

 

最初の決定を覆したくないという
 
心理がはたらいて、

 

最後まで、どんどん購入してしまう
 
ということです。

 

 

また、コレクターの心理も

 

うまく使っているのですが、

 

コレクターの心理とは、
 
物を集めたくなる心理のことです。

 

 

たとえば、面白い漫画を

 

1巻~9巻まで持っていて、

 

10巻が出たと知れば、

 

穴埋めをしたい心理になって、

 

ついつい、10巻も買ってしまいますよね。

 

 

また、面白いDVDを

 

1巻、3巻、4巻、5巻と持っていたら、

 

歯抜けになっている2巻のことが
 
どうしても気になって、

 

穴を埋めたくなって、
 
ついつい2巻を探し求めますよね。

 

 

このように、全てを集めないと
 
気が済まないのが、
 
コレクター心理なのです。

 

 

また、全てを集めるためには、

 

いくらお金がかかっても手に入れたい

 

という心理もはたらきます。

 

 

そして、このコレクター心理については、

 

マニアや収集家だけではなく、
 
一般の人なら誰でも持っている心理です。

 

 

また、大人だけではなく、子供達も、
 
コレクター心理を持っています。

 

 

したがいまして、

 

デアゴスティーニという会社は、

 

商品を雑誌の形で小出しにすることで、

 

コレクター心理をくすぐりながら、
 
販売しているということなのです。

 

 

創刊号は、何百円と安いのですが、

 

全巻まとめますと、
 
何万円かが必要になります。

 

 

そして、創刊号を買った人は、
 
ついつい全巻そろえてしまい、

 

結局のところ、結構なお金を

 

支払ってしまうということなのです。

 

以上、デアゴスティーニが
 
急成長した心理学的理由でした。

 

 

 

 

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