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中国の故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。中国の故事成語は奥深く、心理学の真髄を表現しているものも多いですので、ぜひ、活用していきましょう。

中国の故事成語から学ぶ心理学 記事一覧



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疑心暗鬼を生ず

「疑心暗鬼を生ず」という故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。「疑心暗鬼を生ず」とは、単に「疑心暗鬼」という形で使われることが多いですが、疑いの心がひどくなると、暗闇に鬼の姿まで見えてくるという意味の故事成語です。人間誰しも、疑い出すと、際限がなく疑ってしまいます。これは、人間の防衛本能...

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鶏口となるも牛後となるなかれ

「鶏口となるも牛後となるなかれ」という故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。「鶏口となるも牛後となるなかれ」とは、鶏のくちばしになるのはいいけれど、牛のしっぽにはなるなという戒めの故事成語です。どういうことかと言いますと、大きな組織の末端になるよりは、小さな組織でいいので、先頭に立ちなさ...

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羹に懲りて膾を吹く

「羹に懲りて膾を吹く」という故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。羹(あつもの)とは、肉や野菜が入った熱い吸い物です。膾(なます)とは、細かく刻んであえた冷肉料理です。羹を食べた時に、あまりに熱くてびっくりした人は、冷たい膾を食べる時にも、ふうふうと冷まそうとするという意味の故事成語です...

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彼を知り己を知れば百戦殆からず

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という故事成語につきましては、孫子の兵法で有名な、孫子の言葉です。敵の状態を詳しく知った上で、自分の状態を知るようにすれば、百回戦っても、負けるようなことはないという意味の故事...

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以心伝心

「以心伝心」という故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。「以心伝心」という故事成語につきましては、もともとは仏教で使われていた言葉なのですが、仏教の最上の教えはあまりにも深いため、文字や言葉では伝えることができず、師匠の心から弟子の心に直接伝達していったところから来ています。言ってみれば...

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己に如かざる者を友とするなかれ

「己に如かざる者を友とするなかれ」という故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。「己に如かざる者を友とするなかれ」という故事成語につきましては、あの有名な孔子の論語に出てくる言葉ですが、「自分より劣っている者を友とするべきではない」という意味です。もし、自分自身の精神を向上させたいと思うな...

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蝸牛角上の争い

「蝸牛角上の争い」という故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。「蝸牛角上の争い」という故事成語につきましては、かたつむりの角の上でのつまらない争いという意味です。ちなみに、蝸牛(かぎゅう)は、かたつむりのことです。人間社会で起きる争いにつきましては、高い意識状態から見ると、非常につまらな...

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彼も人なり予も人なり

「彼も人なり予も人なり」という故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。「彼も人なり予も人なり」という故事成語につきましては、同じ人間なのだから、他人にできて自分にできないわけがないという力強い意味を持つ故事成語です。私、牧村 和幸は、個人的にこの故事成語が非常に好きなんですが、たとえ、優れ...

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杞憂

「杞憂」という故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。「杞憂」という故事成語につきましては、中国で有名な列子という人物のお話に出てくる言葉なのですが、無用の心配をしたり、取り越し苦労をしても仕方がないという意味です。昔の中国、周の時代に、「杞」という国が本当にありました。そして、「杞」とい...

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行雲流水

「行雲流水」という故事成語から学ぶ心理学について、紹介していきます。「行雲流水」という故事成語につきましては、中国古典の宋史「蘇軾伝」に出てきた言葉なのですが、まるで、雲が行き、水が流れるように、物事にこだわらず、全ての変化に順応しながら、自然の流れに身を任せることが大切という言葉です。この故事成語...

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天網は恢恢として疎にして失わず

天網は恢恢として疎にして失わずという故事成語について、解説していきます。中国古代の聖人である老子は、「天網(てんもう)は恢恢(かいかい)として、疎(そ)にして失わず。」という言葉を残しています。天の網は、とてもおおまかにつくられていて、おおざっぱです。でも、どんな小さな物事も逃しません。必ずとらえま...

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大賢は愚なるが如し

大賢は愚なるが如しという故事成語について、解説していきます。「大賢は愚なるが如し」蘇軾(そぶ)の言葉より単に賢い人は、賢く見えます。単に愚かな人は、愚かに見えます。しかし、本当に賢い人、大賢は、愚かに見えます。本当に賢いと、常識を超えていきます。そして、論理の世界から、イメージ、感覚の世界へと進んで...

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過ぎたるは及ばざるがごとし

過ぎたるは及ばざるがごとしという故事成語について、解説していきます。「過ぎたるは及ばざるがごとし」(原文)過猶不及。論語よりとてもシンプルで、なおかつ、奥深い故事成語です。どんなことでも行き過ぎると、結局は足りなかった場合と同じくうまくいかないという深いことわざです。何でも行き過ぎると、失敗するよう...

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大器は晩成す

大器は晩成すという故事成語について、解説していきます。「大器は晩成す」(原文)大器晩成。老子のことばより大人物は、すぐにはできあがりません。じっくりと時間をかけて、少しずつ成長を遂げていきます。ですから、大人物は、どちらかというと、晩年に大成し、世に出てきます。なぜなら、人徳を磨くこと、徳を積み、心...

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知る者は言わず、言う者は知らず

知る者は言わず、言う者は知らずという故事成語について、解説していきます。「知る者は言わず、言う者は知らず。」(原文)知者不言、言者不知。老子のことばより知っている人は、多くを語りません。しかしながら、知らない人は多くを語ります。真理に到達した人は、実感として、自らの体験として、真理を知っています。ま...

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百里を行く者は、九十に半(なか)ばす

百里を行く者は、九十に半(なか)ばすという故事成語について、解説していきます。「百里を行く者は、九十に半(なか)ばす。」老子のことばより百里を行く人は、九十里行ってもまだ半分だと考える方がいいでしょう。※一里とは、約4kmのことと言われています。なぜなら、どんな物事でも、終わりに近いところで失敗に見...

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燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや

燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんやという故事成語について、解説していきます。「燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ 鴻鵠(こうこく)の志を知らんや。」(原文)燕雀安知鴻鵠之志哉。十八史略より大人物は、考えることが壮大です。そのため、周りの人達は、その人の考えが理解できません。大きな志を抱く人の心は、志を...

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礼をもってしなければ実力者に協力してもらえない

礼をもってしなければ実力者に協力してもらえないという故事成語について、解説していきます。生きていると、いろいろなことで、協力者が必要となります。ビジネスしかり、生活しかりです。いろんな場面で、他者に協力を要請したり、協力を受けたりします。協力する、協力してもらうということは、生きていく上で、とても根...

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常に勝ち続ける人は勝てる見込みがなければ勝負しない

常に勝ち続ける人は勝てる見込みがなければ勝負しないという故事成語について、解説していきます。「常に勝ち続ける人は勝てる見込みが なければ勝負しない」中国の兵法よりいつも勝ち続ける人がいます。常勝と呼ばれる人がいます。また、いつも負ける人もいます。あるいは、勝ったり負けたりする人もいます。どこに違いが...

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魚の取り方を教えれば、その人は一生を通して食える

魚の取り方を教えれば、その人は一生を通して食えるという故事成語について、解説していきます。「ある人に魚を一匹与えれば、 その人は一日食える。 魚の取り方を教えれば、 その人は一生を通して食える。」中国の故事成語より何かを与えるとき、本当に価値あるものを与えたいときは、ノウハウを与えましょう。なぜなら...

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人生万事塞翁が馬

人生万事塞翁が馬という故事成語について、解説していきます。「人生万事塞翁が馬(じんせいばんじさいおうがうま)」中国の故事成語より中国に、興味深い故事成語があります。「人生万事塞翁が馬」というものです。昔、中国に、塞(さい)という翁(おう=おじいさん)がいました。塞翁の馬はとてもはやく走り、塞翁自慢の...

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三十六計逃ぐるにしかず

三十六計逃ぐるにしかずという故事成語について、解説していきます。「三十六計逃ぐるにしかず」とは、「逃げるが勝ち」ということわざと同じ意味の言葉です。中国には、兵法三十六計という兵法書があり、三十六通りの作戦が載っています。しかし、三十六計を使うより、結局は逃げるのが一番てっとりばやくて効果的だという...

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天の道は有余を損じて不足を補う

天の道は有余を損じて不足を補うという故事成語について、解説していきます。「天の道は、有余(ゆうよ)を損じて、不足を補う。」(原文)天之道、損有餘、而補不足。老子のことばよりこの世界には、調和とバランスの法則が流れています。世界は、バランスをとろうとするのです。天の道は、余っているところを減らして、足...

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賞罰が厳正に行われないと部下は従わなくなる

賞罰が厳正に行われないと部下は従わなくなるという故事成語について、解説していきます。賞罰をきちんと行わないと、部下は従わなくなります。功績を上げ、貢献したのに誉められることも無く、報酬もなければ、やりがいを失い、がんばっても仕方がないという、マイナスの心をもってしまいます。その結果、従う心を失ってし...

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為すべきは人にあり、成るべきは天にあり

為すべきは人にあり、成るべきは天にありという故事成語について、解説していきます。「為すべきは人にあり、成るべきは天にあり。」杉田 玄白のことばより杉田 玄白(すぎた げんぱく)は、江戸時代の医師であり、「解体新書(かいたいしんしょ)」、「蘭学事始(らんがくことはじめ)」の作者として有名です。努力は、...

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三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵という故事成語について、解説していきます。いくら考えても、うまくいかないときがあります。どんなに考えても、いい知恵が出ないことがあります。こんなときは、一人で悩んでいないで、他の人に相談しましょう。3人が集まれば、文殊(もんじゅ)と呼ばれる、中国の昔の聖賢ほどの知恵が出る、という...

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自分にへつらう者は敵で、叱る者は先生である

自分にへつらう者は敵で、叱る者は先生であるという故事成語について、解説していきます。自分のことをよく言ってくれたり、へつらう人たちの言葉は、甘美で、気分もいいので、よく耳を傾けがちです。でも、自分にへつらう人の言うことだけを聞いていると、人間がだめになっていきます。甘えと傲慢な心が育ってしまいます。...

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猪突猛進する人は急に退却する

猪突猛進する人は急に退却するという故事成語について、解説していきます。猪突猛進する人は、ものすごい勢いで迫ってきます。しかし、ある特徴があります。急に退却するのです。思い込んだら、すぐ行動するのが、こういったタイプの人です。ですから、退却が必要と思えば、すぐに退却するのです。逆に、思慮深い人は、決断...

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平和な家庭には幸福はおのずから訪れる

平和な家庭には幸福はおのずから訪れるという故事成語について、解説していきます。幸せを手に入れたいのなら、平和な家庭を築くこと、これが一番の優先課題です。もちろん、仕事に打ち込むのもいいでしょう。ボランティアや慈善活動に邁進するのもいいでしょう。しかし、まずは家族を大切にすることを忘れてはいけません。...

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若いとき無思慮だと歳をとってから嘆かねばならない

若いとき無思慮だと歳をとってから嘆かねばならないという故事成語について、解説していきます。若いときは、とかく何が必要で、何が重要なのか、把握しきれません。なぜなら、経験も浅く、知識も少ないからです。また、判断方法も成熟していません。ですから、一生引きずるような大失敗をしでかすことがあります。また、大...

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他人の目によってのみ自分の欠点を見ることができる

他人の目によってのみ自分の欠点を見ることができるという故事成語について、解説していきます。自分の欠点を知るためには、他者に聞いてみることが必要です。なぜなら、自分では自分の欠点はわからないからです。自分というものを、意外に自分では知らないものです。でも、周りから見ると、よくわかります。他者の目には、...

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誠は天の道なり。之れを誠にするは人の道なり

誠は天の道なり。之れを誠にするは人の道なりという故事成語について、解説していきます。「誠は天の道なり。之れを誠にするは人の道なり。」(原文)誠者天之道也。誠之者、人之道也。中庸より誠とは、何でしょうか。真理であり、法則を言います。天の道、自然の道は、とてつもなく厳格であり、少しの狂いもなく、粛々と進...

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堯舜の道は、至簡にして繁ならず、至要にして迂ならず

堯舜の道は、至簡にして繁ならず、至要にして迂ならずという故事成語について、解説していきます。「堯(ぎょう)舜(しゅん)の道は、 至簡(しかん)にして繁(はん)ならず、 至要(しよう)にして迂(う)ならず、 至易(しい)にして難(かた)からず。」(原文)堯舜之道、至簡而不繁、至要而不迂、至易而不難。宋...

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前車の覆(くつがえ)るは、後車の戒めなり

前車の覆(くつがえ)るは、後車の戒めなりという故事成語について、解説していきます。「前車の覆(くつがえ)るは、後車の戒めなり。」(原文)前車覆後車戒。漢書より隊列を組んで馬車が走っている時、前の馬車がひっくりかえったら、後ろの馬車は、それを戒めとしなければなりません。なぜなら、馬車がひっくりかえった...

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孔徳の容(かたち)は、唯(た)だ道に是れ従う

孔徳の容(かたち)は、唯(た)だ道に是れ従うという故事成語について、解説していきます。「孔徳の容(かたち)は、唯(た)だ道に是れ従う。」(原文)孔徳之容、唯道之従。老子より大きな徳とは、どのようにして体現するのでしょうか。それはただ、道(根源法則)に従って、淡々と生きていくことです。徳を体現しようと...

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身を屈すれども道を屈せず

身を屈すれども道を屈せずという故事成語について、解説していきます。「身を屈すれども道を屈せず。」(原文)屈于身而不屈于道兮。宋名臣言行録より中国の歴史において、名臣と呼ばれた人達は、自らに危険が及ぶことを顧みず、国や民のために君主を諌めました。そして、君主の怒りにふれて、圧力をかけられたり、投獄され...

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三利あれば、必ず三患(かん)あり

三利あれば、必ず三患(かん)ありという故事成語について、解説していきます。「三利あれば、必ず三患(かん)あり。」(原文)有三利、必有三患。雑書より三つの利益があれば、必ず、三つの患(うれ)いがあります。利益には必ず、困難や心配事がつきまといます。現代風に言い換えると、メリットには必ずデメリットがあり...

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道の存する所は、師の存する所なり

道の存する所は、師の存する所なりという故事成語について、解説していきます。「道の存する所は、師の存する所なり。」(原文)道之所存、師之所存也。文章軌範より師匠が弟子に教えることは、道です。師匠は、道を教えるために存在します。また、道が存在するところ、それは全て師匠となります。現在師事しているお師匠さ...

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信を信ずるは信なり。疑を疑うも亦た信なり

信を信ずるは信なり。疑を疑うも亦た信なりという故事成語について、解説していきます。「信を信ずるは信なり。疑を疑うも亦た信なり。」(原文)信信信也。疑疑亦信也。荀子より信ずべきことは、信ずるべきです。しかし、疑うべきことは、疑うべきです。それが、人の道です。何でもかんでも信じると、だまされたり、猪突猛...

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怨みに報ゆるに徳を以(もっ)てす

怨みに報ゆるに徳を以(もっ)てすという故事成語について、解説していきます。「怨みに報ゆるに徳を以(もっ)てす。」(原文)報怨以徳。老子より人に怨まれたら、どうすればよいのでしょうか。一番まずいやり方が、怨みに対して、やり返したり攻撃し返すことです。目には目を、歯には歯をという考え方ですね。そうすると...

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大国は下流(かりゅう)なり

大国は下流(かりゅう)なりという故事成語について、解説していきます。「大国は下流(かりゅう)なり。」(原文)大國下流。老子より大国は、どのように小国に対すれば、うまくいくのでしょうか。それは、大国が小国にへりくだれば、うまくいくのです。どうして大国が、小国にへりくだらなければいけないのかと、通常は考...

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褐を被(き)て玉を懐(いだ)く

褐を被(き)て玉を懐(いだ)くという故事成語について、解説していきます。「褐を被(き)て玉を懐(いだ)く。」(原文)被褐懐玉。老子より真理を体得し、徳を内に秘めれば、外見を飾ることは無意味に見えてきます。そして、成長とともに、外見はどうでもよくなってきます。本当の聖人、君子は、外見はボロをまとってい...

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三軍五兵(さんぐんごへい)の運は徳の末なり

三軍五兵(さんぐんごへい)の運は徳の末なりという故事成語について、解説していきます。「三軍五兵(さんぐんごへい)の運は徳の末なり。」(原文)三軍五兵之運、徳之末也。荘子より軍隊を動かしたり、いろいろな兵器を使用したりなど、武力を運用することは、徳の末です。武力や暴力は、問題外なのです。徳の道から言え...

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無事を以(もっ)て天下を取る

無事を以(もっ)て天下を取るという故事成語について、解説していきます。「無事を以(もっ)て天下を取る。」(原文)以無事取天下。荘子より一つの国を治める場合は、正義をもっておこないます。しかしながら、もっと大きな天下は、無為でなければ取ることはできません。意思や意図、さまざまな策略を捨てて、無為の境地...

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其の政察察たれば、其の民は欠欠たり

其の政察察たれば、其の民は欠欠たりという故事成語について、解説していきます。「其(そ)の政(まつりごと)察察(さつさつ)たれば、 其の民は欠欠(けつけつ)たり。」(原文)其政察察、其民缺缺。老子より政治があまりにも細かいところにまで目を配り、口を出しすぎると、人民はむしろ、どこか欠陥のある不完全な状...

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文は拙(せつ)を以(もっ)て進み、道は拙を以て成る

文は拙(せつ)を以(もっ)て進み、道は拙を以て成るという故事成語について、解説していきます。「文は拙(せつ)を以(もっ)て進み、道は拙を以て成る。」(原文)文以拙進、道以拙成。菜根譚より文章を学ぶ場合は、才走った人よりも、むしろ遅鈍・拙劣な人のほうが精進が進みます。また、道を学ぶ場合も、才走った人よ...

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聖人は其の身を後にして身先んじ、其の身を外にして身存す

聖人は其の身を後にして身先んじ、其の身を外にして身存すという故事成語について、解説していきます。「聖人は其の身を後にして身先んじ、 其の身を外にして身存す。」(原文)聖人、後其身而身先、外其身而身存。老子より聖人と呼ばれる優れた人物は、自分の身のことは後回しにして、まず他者のことを考えます。そのため...

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天、我が材を生ずる、必ず用あり

天、我が材を生ずる、必ず用ありという故事成語について、解説していきます。「天、我が材を生ずる、必ず用あり」(原文)天生我材必有用。古文真宝より天が才能を与えてくれているからには、必ずその才能を活かした役割や使命があります。才能がある人は、その才能を大切に育ててください。なぜなら、天は、使命や役割のな...

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屈(くつ)を以(もっ)て伸(しん)と為す

屈(くつ)を以(もっ)て伸(しん)と為すという故事成語について、解説していきます。「屈(くつ)を以(もっ)て伸(しん)と為す。」(原文)以屈為伸。菜根譚より普段は人に対して身を屈し、後ほど伸びる時に備えておくことが大切です。とても重要な処世術と言えます。絶えず伸びきっていては、ジャンプすることができ...

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糸に非ず、竹に非ず、蛾眉に非ず

糸に非ず、竹に非ず、蛾眉に非ずという故事成語について、解説していきます。「糸(し)に非(あら)ず、竹(ちく)に非ず、 蛾眉(がび)に非ず。」(原文)非絲非竹費蛾眉。古文真宝より人間の楽しみは、琴や笛などの音楽や美人だけにあるのではありません。「糸竹(しちく)」は、琴や笛などの音楽のことです。今で言う...

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教え、之(こ)れをして然(しか)らしむるなり

教え、之(こ)れをして然(しか)らしむるなりという故事成語について、解説していきます。「教え、之(こ)れをして然(しか)らしむるなり。」(原文)教使之然也。荀子よりそれぞれの人々の現在の姿は、教育によりつくりあげられたものです。生まれついての悪人は存在せず、家庭環境や教育が、人の性格をつくりあげます...

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天を楽しみ、命を知る、故に憂えず

天を楽しみ、命を知る、故に憂えずという故事成語について、解説していきます。「天を楽しみ、命(めい)を知る、 故(ゆえ)に憂(うれ)えず。」(原文)楽天知命、故不憂。易経より天命を知り、これを楽しむ境地にいたると、憂いがなくなります。天と一体になった境地と言えますね。どんな人にも、大なり小なり、天から...

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志ある者は、事(こと)竟(つい)に成る

志ある者は、事(こと)竟(つい)に成るという故事成語について、解説していきます。「志ある者は、事(こと)竟(つい)に成る。」(原文)有志者事竟成。後漢書より強い意志があれば、いつかは事を成し遂げることができます。どれほど困難な事業であっても、志を持って諦めずに努力していけば、いつかは達成することがで...

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其の心を虚(むな)しくして其の腹を実(み)たす

其の心を虚(むな)しくして其の腹を実(み)たすという故事成語について、解説していきます。「其の心を虚(むな)しくして其の腹を実(み)たす」(原文)虚其心實其腹。老子よりあれこれ考える思考や、あちこちに動き回る心を静め、無心であることに努めることによって、人はエネルギーを蓄え、エネルギーに満ちた人生を...

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心和し気平らかなる者は、百福自ら集まる(中国故事成語)

心和し気平らかなる者は、百福自ら集まるという中国の故事成語について、解説していきます。「心和(わ)し気(き)平らかなる者は、 百福(ひゃくふく)自(おのずか)ら集まる」(原文)心和気平者、百福自集。菜根譚より心が和やかで、平静であれば、幸せが、たくさんやってきます。この世界では、心の内面が主であり、...

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一隅を守りて万方を遺る

一隅を守りて万方を遺るという故事成語について、解説していきます。「一隅(いちぐう)を守りて万方(ばんぽう)を遺(わす)る」(原文)守一隅而遺萬方。淮南子より一方の隅だけを守っていると、四方のことを忘れることがあります。一部のみを見ていると、全体を見ることができずに、全体の方向から外れてしまうことがあ...

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人事を尽くして天命を待つ

人事を尽くして天命を待つという故事成語について、解説していきます。「人事を尽くして天命を待つ。」(原文)盡人事而待天命。雑書より物事を成し遂げるには、人事と天事が必要です。人事とは、人が行う努力です。天事とは、天が行う現実化です。人間の努力には限界があります。人間ですので、どうしても限界があります。...

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其の光を和し、其の塵に同ず

其の光を和し、其の塵に同ずという故事成語について、解説していきます。「其の光を和し、其の塵に同ず。」(原文)和其光、同其塵。老子よりとても才能のある人、とても人徳のある人は、どうしても目立ってしまいます。しかし、自分の才能の光や、人徳の光を緩めて和やかなものにして、周りがまぶしくないようにする必要が...

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迷える者は路(みち)を問わず

迷える者は路(みち)を問わずという故事成語について、解説していきます。「迷える者は路(みち)を問わず。」(原文)迷者不問路。淮南子より道理を見失い、迷い道に入りこんだ人は、自分の考えに固執して、賢者に相談しようとしません。そのため、より深い迷い道に、はまり込みます。道に迷ったら、どうすればいいのでし...

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難(かた)きを其(そ)の易きに図る

難(かた)きを其(そ)の易きに図るという故事成語について、解説していきます。「難(かた)きを其(そ)の易きに図る。」(原文)図難於其易。老子より困難な問題は、最初から困難な問題だったのではありません。最初は、小さな問題だったのです。しかしながら、小さな問題の種が発芽し、すくすくと成長すると、困難な問...

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師は道を伝え業を授け、惑いを解く所以なり

師は道を伝え業を授け、惑いを解く所以なりという故事成語について、解説していきます。「師は道を伝え業(ぎょう)を授(さず)け、 惑(まど)いを解く所以(ゆえん)なり。」(原文)師者所以伝道授業解惑也。文章規範より人の師となる方々がいます。また、人の指導者となる方々がいらっしゃいます。では、師の真の役目...

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時は得がたくして、失い易し

時は得がたくして、失い易しという故事成語について、解説していきます。「時は得がたくして、失い易し。」(原文)時難得而易失。史記より良い時機、チャンスは、とても得がたいものです。また、とても失い易いものです。人生や事業に成功するには、良い時機、チャンスをしっかりとつかんで、一気に上昇することが必要にな...

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名を盗むは貨を盗むに如かず

名を盗むは貨を盗むに如かずという故事成語について、解説していきます。「名を盗むは貨を盗むに如かず。」(原文)盗名不如盗貨。荀子より実をともなわないのに、名誉を得ようとすることは、名を盗むに等しいです。それは、貨幣や財宝を盗むことよりも、もっと悪いことです。多くの人達をだますことになるからですね。実力...

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人に与えては徳に感ずることを求めざれ

人に与えては徳に感ずることを求めざれという故事成語について、解説していきます。「人に与えては徳に感ずることを求めざれ。 怨(うら)みなきは便(すなわ)ち是(こ)れ徳なり。」(原文)与人不求感徳。無怨便是徳。菜根譚より人に何かを与えた時に、徳を感じてもらうことを求めてはいけません。与えた時に怨まれなけ...

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胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す

胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲すという故事成語について、解説していきます。「胆(たん)は大ならんことを欲し、 心(しん)は小ならんことを欲す。」(原文)胆欲大而心欲小。近思録より大胆であると同時に、小心である必要があります。大胆でなければ、物事を実行できないし、困難な状況に追い込まれて...

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千里の馬は常にあれども、伯楽は常にはあらず

千里の馬は常にあれども、伯楽は常にはあらずという故事成語について、解説していきます。「千里の馬は常にあれども、 伯楽(はくらく)は常にはあらず。」(原文)千里馬常有、而伯楽不常有。韓文公「雑説下」より千里を走る名馬は、いつもいます。でも、その名馬を見抜くことができる人物(伯楽)は、滅多に現れません。...

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無為(むい)にして尊(たっと)き者は天道なり

無為(むい)にして尊(たっと)き者は天道なりという故事成語について、解説していきます。「無為(むい)にして尊(たっと)き者は天道なり。 有為(ゆうい)にして累(わずら)わしき者は人道なり。」(原文)無為而尊者天道也。有為而累者人道也。荘子より無為自然でありながら、とても尊いはたらきをなすのは、大自然...

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跂(つまだ)つ者は立たず

跂(つまだ)つ者は立たずという故事成語について、解説していきます。「跂(つまだ)つ者は立たず。」(原文)跂者不立。老子よりつま先立って背伸びをしている人間は、長くそのままでいられません。なぜなら、そこには無理があるからです。自分自身に無理を強いて、背伸びしてはいないでしょうか。もし、背伸びしているの...

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治世の能臣、乱世の姦雄なり

治世の能臣、乱世の姦雄なりという故事成語について、解説していきます。「治世の能臣(のうしん)、 乱世の姦雄(かんゆう)なり。」(原文)治世能臣、乱世姦雄。十八史略より三国志の英雄の一人、曹操を評して言われた言葉です。魏の曹操は、機略に長け、悪知恵もはたらき、英雄、英傑の一人であったことは、三国志を好...

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学者は牛毛の如きも、成る者は麟角の如し

学者は牛毛の如きも、成る者は麟角の如しという故事成語について、解説していきます。「学者は牛毛(ぎゅうもう)の如(ごと)きも、 成る者は麟角(りんかく)の如し。」(原文)学者如牛毛、成者如麟角。雑書より古代中国には、学者がたくさんいました。それこそ、牛の毛ほど、たくさんいました。しかし、それほどたくさ...

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知りて知らずとするは、上なり

知りて知らずとするは、上なりという故事成語について、解説していきます。「知りて知らずとするは、上なり。」(原文)知不知、上。老子よりいろいろな事を知っていると、あらゆる場面で役立ちます。もちろん、役立つ知識であればです。そして、たくさんの事を知っている人は、識者として、一目置かれます。しかし、知って...

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人生は勤むるに在り。勤むるときは則ち匱しからず

人生は勤むるに在り。勤むるときは則ち匱しからずという故事成語について、解説していきます。「人生は勤むるに在り。 勤むるときは則(すなわ)ち匱(とぼ)しからず。」(原文)人生在勤。勤則不匱。宋名臣言行録より人生で大切なことは、努力と勤勉にあります。努力することを怠らず、常に勤勉であれば、生活に困ること...

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衣食足りて栄辱(えいじょく)を知る

衣食足りて栄辱(えいじょく)を知るという故事成語について、解説していきます。「衣食足りて栄辱(えいじょく)を知る」(原文)衣食足而知栄辱。史記より礼儀を知り、恥を知り、言動をわきまえるのは、衣食がきちんとできてから、はじめてできるものです。食べるものも無く、着るものも無いようでは、礼節など、構ってい...

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上善は水の若し

上善は水の若しという故事成語について、解説していきます。「上善は水の若し」(原文)上善若水。老子の言葉より最も素晴らしい生き方は、水のように生きることです。老子はそのように言います。最も良い生き方は、淡々としてこだわらず、争わず、低い方へ流れていく。そして、何かにぶつかっても自由自在に形を変えていく...

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心誠に之を求むれば、中らずと雖も遠からず

心誠に之を求むれば、中らずと雖も遠からずという故事成語について、解説していきます。「心誠に之を求むれば、 中(あた)らずと雖(いえど)も遠からず。」(原文)心誠求之、雖不中不遠矣。大学より心の中に誠実と真理を宿し、進んでいけば、まず間違いありません。善人は、最終的に報われるようになっているのが、この...

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敢に勇なれば則ち殺し、不敢に勇なれば則ち活かす

敢に勇なれば則ち殺し、不敢に勇なれば則ち活かすという故事成語について、解説していきます。「敢(かん)に勇なれば則(すなわ)ち殺し、 不敢(ふかん)に勇なれば則ち活(い)かす。」(原文)勇於敢則殺、勇於不敢則活。老子より勇敢な心から出た行動は、人の命を奪う結果となります。逆に、勇敢ではない心から出た行...

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成るを勧むる無れ(なかれ)

成るを勧むる無れ(なかれ)という故事成語について、解説していきます。「成るを勧むる無れ(なかれ)。」(原文)無勸成。荘子より無理に、二人の人物の間を取り持ち、くっつけてしまおうとすると、逆にうまくいきません。無理にくっつけようとしないで、自然に任せるとうまくいきます。無理にくっつけられたと感じると、...

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巧言令色は、鮮(すく)ないかな仁

巧言令色は、鮮(すく)ないかな仁という故事成語について、解説していきます。「巧言令色は、鮮(すく)ないかな仁。」(原文)巧言令色、鮮矣仁。孔子巧言令色、すなわち、巧みな言葉と、派手さや華やかさには、仁が少ないです。ですから、言葉巧みな人には気を付けましょう。もちろん、言葉巧みだから、仁が少ないという...

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昼は耕(こう)し、夜は誦(しょう)す

昼は耕(こう)し、夜は誦(しょう)すという故事成語について、解説していきます。「昼は耕(こう)し、夜は誦(しょう)す。」(原文)昼耕夜誦。雑書より昔の理想の生活パターンを表現したことわざです。昼間は、畑を耕し、夜は、読書をする。今の日本では、かなり状況が違いますので、下記のようになると思います。「昼...

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信言は美ならず、美言は信ならず

信言は美ならず、美言は信ならずという故事成語について、解説していきます。「信言は美ならず、美言は信ならず。」(原文)信言不美、美言不信。老子より信じるに値する、素晴らしい言葉は、あまり美しいものではありません。どちらかというと、地味でパッとしません。逆に、美しい言葉は、興味を誘うかもしれませんが、信...

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一国は一人を以て興り、一人を以て亡ぶ

一国は一人を以て興り、一人を以て亡ぶという故事成語について、解説していきます。「一国は一人(いちにん)を以(もっ)て興り、 一人を以て亡ぶ。」(原文)一国一人興、以一人亡。蘇老泉「管仲論」よりたった一人の天才の出現により、ひとつの国が生まれ、発展します。また、たった一人のとんでもない人物の出現により...

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功遂げ身退くは、天の道なり

功遂げ身退くは、天の道なりという故事成語について、解説していきます。「功遂げ身退くは、天の道なり。」(原文)功遂身退、天之道。老子のことばより手柄をたてて、目的を遂げたなら、退くタイミングを見誤らないようにしましょう。自分の役割が終われば、退くのが天の法則です。自然に生きるものは全て、自分の役割が終...

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聞かざるは之れを聞くに若(し)かず

聞かざるは之れを聞くに若(し)かずという故事成語について、解説していきます。「聞かざるは之れを聞くに若(し)かず。 之れを聞くは之れを見るに若かず。 之れを見るは之れを知るに若かず。 之れを知るは之れを行なうに若かず。」筍子の言葉より聞いたことがないよりは、聞いたほうがいいです。聞いただけよりは、見...

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時務を識る者は、俊傑に在り

時務を識る者は、俊傑に在りという故事成語について、解説していきます。「時務(じむ)を識(し)る者は、 俊傑(しゅんけつ)に在り。」(原文)識時務者在俊傑。十八史略より時務、すなわち現在の社会状況と、自分のなすべきことが分かる人は、なかなかいません。それが分かる人は、俊傑と言えます。賢者、もしくは俊傑...

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知者は之れに過ぎ、愚者は及ばず

知者は之れに過ぎ、愚者は及ばずという故事成語について、解説していきます。「知者は之れに過ぎ、愚者は及ばず。」(原文)知者過之、愚者不及也。中庸より知者、知識人は、どうしても行き過ぎてしまいます。知っているが故にやり過ぎたり、出過ぎた言動を行って、自ら窮地に立たされることになります。逆に、愚者、愚かな...

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卑譲は徳の基(もとい)なり

卑譲は徳の基(もとい)なりという故事成語について、解説していきます。「卑譲は徳の基(もとい)なり。」(原文)卑譲徳之基也。左伝よりへりくだる心、譲る心は、徳の基盤となります。この心から、徳が醸成されるのです。譲る心は、相手をたてる心になり、奉仕の心になり、相手を許す心になり、すべての徳の原点となりま...

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千里の行も、足下(そっか)に始まる

千里の行も、足下(そっか)に始まるという故事成語について、解説していきます。「千里の行も、足下(そっか)に始まる。」(原文)千里之行、始於足下。老子よりどんなに長い道のりも、千里もある道のりでも、まずは、足元の第一歩から始まります。第一歩を歩みださなければ、何も始まりません。でも、第一歩を歩み出せば...

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理に順えば則ち裕かに、欲に従えば惟れ危うし

理に順えば則ち裕かに、欲に従えば惟れ危うしという故事成語について、解説していきます。「理に順(したが)えば則(すなわ)ち裕(ゆた)かに、 欲に従えば惟れ危うし。」(原文)順理則裕、従欲惟危。小学より理、ことわりに従って生きていけば、豊かになっていきます。しかし、欲望に従って生きていけば、とても危険で...

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山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し

山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難しという故事成語について、解説していきます。「山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し。」(原文)破山中賊易、破心中賊難。王陽明のことばより王陽明は、明の時代に生きた人でした。陽明学の開祖です。学識に富み、人徳あふれ、兵法にも通じていた大天才でした。彼は言い...

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軽諾は必ず信寡(すくな)し

軽諾は必ず信寡(すくな)しという故事成語について、解説していきます。「軽諾は必ず信寡(すくな)し。」(原文)軽諾必寡信。老子より簡単に受けあうのは、信頼できないことが多いです。軽くうなずいたり、簡単に受けあう、いわゆる安請け合いは、信用しない方がいいです。信用しても裏切られる可能性が高いです。また、...

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君子は人に贈るに言を以てし、庶人は人に贈るに財を以てす

君子は人に贈るに言を以てし、庶人は人に贈るに財を以てすという故事成語について、解説していきます。「君子は人に贈るに言(げん)を以(もっ)てし、 庶人は人に贈るに財を以てす。」(原文)君子贈人以言、庶人贈人以財。荀子より君子とよばれる人物は、人に贈り物をするのに、言葉を贈ります。反対に、平凡な人は、人...

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善く人を用うる者は之れが下(しも)と為る

善く人を用うる者は之れが下(しも)と為るという故事成語について、解説していきます。「善く人を用うる者は之れが下(しも)と為る。」(原文)善用人者為之下。老子より人を使うのがうまい人がいますが、そういった人をよく観察すると、なぜか腰が低く、とても部下を大切にします。そして、自ら謙虚にへりくだって部下に...

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楽しみは極むべからず

楽しみは極むべからずという故事成語について、解説していきます。「楽しみは極むべからず。」(原文)樂不可極。礼記より楽しみを極限まで味わいますと、調和とバランスの法則により、苦痛が現れます。なぜなら、振り子が振れるからです。楽しみの背後には、苦しみが待っているのです。ですから、楽しみは八分目で止めてお...

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聖人は名なし

聖人は名なしという故事成語について、解説していきます。「聖人は名なし。」(原文)聖人無名。荘子のことばより本当の聖人君子は、名を残さないことが多いです。なぜなら、名誉など、取るに足らないことを知っているからです。もちろん、これは、真の聖人や君子でないとわからない高い境地です。悟りを開き、真の聖人とな...

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十有五にして学に志す。三十にして立つ

十有五にして学に志す。三十にして立つという故事成語について、解説していきます。「十有五にして学に志す。三十にして立つ。 四十にして惑わず。五十にして天命を知る。 六十にして耳順う。七十にして、心の欲する所に 従えども、矩(のり)を踰(こ)えず。」孔子のことばより十五歳で学問を志し、三十歳で独立し、四...

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至善(しぜん)に止(とど)まる

至善(しぜん)に止(とど)まるという故事成語について、解説していきます。「至善(しぜん)に止(とど)まる。」(原文)止於至善。大学より真理や善に到達した状態は、ともすれば揺れ動き、真理から外れた状態にすぐに戻ってしまいます。ですから、「至善に止まる」、すなわち、真理であり善である状態にとどまる努力が...

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虎穴に入らずんば、虎子を得ず

虎穴に入らずんば、虎子を得ずという故事成語について、解説していきます。「虎穴に入らずんば、虎子を得ず。」(原文)不入虎穴、不得虎子。後漢書よりこれは、日本でもとても有名な故事成語ですよね。おそらく、あなたもご存知でしょう。何かを得るときは、やはり、それなりのリスクはつきものです。虎の子を得ようと思え...

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学は以(もっ)て已(や)むべからず

学は以(もっ)て已(や)むべからずという故事成語について、解説していきます。「学は以(もっ)て已(や)むべからず。」(原文)學不可以已。荀子のことばより学問を修めるには、一生の研鑚が必要です。ここで言う学問とは、真理を学ぶことです。学校で習う勉強だけを言っているのではありません。もちろん、学校でも真...

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羊をして狼に将たらしむ

羊をして狼に将たらしむという故事成語について、解説していきます。「羊をして狼に将たらしむ。」(原文)使羊將狼。漢書よりたくさんの狼達を、一匹の羊のリーダーが、率いているとします。また、たくさんの羊達を、一匹の狼が率いているグループもあるとします。その二つのグループが戦った場合、一匹の狼がたくさんの羊...

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怒る者は常情なり。笑うものは測るべからず

怒る者は常情なり。笑うものは測るべからずという故事成語について、解説していきます。「怒る者は常情なり。笑うものは測るべからず。」(原文)怒者常情。笑者不可測。雑書より攻撃されたり、謀略にかけられたことを知ると、通常の人は怒ります。怒る人は、常人です。しかし、そんな時でも笑う人がいます。こういった人は...

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心地の上に風濤なければ、在るに随いて皆青山緑樹なり

心地の上に風濤なければ、在るに随いて皆青山緑樹なりという故事成語について、解説していきます。「心地(しんち)の上に風濤(ふうとう)なければ、 在るに随いて皆青山緑樹(せいざんりょくじゅ)なり。」(原文)心地上無風濤、随在青山綠樹。菜根譚より心の中が落ち着いて、波風がなければ、存在する全てのものが、ま...

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智を去りて明あり、賢を去りて功あり、勇を去りて彊あり

智を去りて明あり、賢を去りて功あり、勇を去りて彊ありという故事成語について、解説していきます。「智を去りて明(めい)あり、賢を去りて功あり、 勇を去りて彊(きょう)あり。」(原文)去智而有明、去賢而有功、去勇而勇彊。韓非子より知識から遠ざかることによって、逆に、世の中の真実が明らかになります。なぜな...

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人は山に躓くこと莫くして、垤に躓く

人は山に躓くこと莫くして、垤に躓くという故事成語について、解説していきます。「人は山に躓(つまず)くこと莫(な)くして、 垤(ありつか)に躓く。」(原文)人莫躓於山、而躓於垤。淮南子より人は、大きな山につまずくことはありません。たとえば、今までに、富士山につまずいて転んだという人を見たことがありませ...

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人生の福境禍区は、皆念想より造成す

人生の福境禍区は、皆念想より造成すという故事成語について、解説していきます。「人生の福境禍区(ふっきょうかく)は、 皆念想(ねんそう)より造成す。」(原文)人生福境禍區、皆念想造成。菜根譚より人生において、幸福に感じる境遇に住んでいる人がいます。また、災難にさいなまれ、禍いの多い境遇に住んでいる人が...

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人に勝たんと欲する者は、必ず先(ま)ず自ら勝つ

人に勝たんと欲する者は、必ず先(ま)ず自ら勝つという故事成語について、解説していきます。「人に勝たんと欲する者は、必ず先(ま)ず自ら勝つ。 人を論ぜんと欲する者は、必ず先(ま)ず自ら論ず。」(原文)欲勝人者、必先自勝。欲論人者、必先自論。呂覧より他者に勝とうと思うなら、まずは自分に勝たないといけませ...

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天地物を生ずるのに気象に観よ

天地物を生ずるのに気象に観よという故事成語について、解説していきます。「天地(てんち)物を生ずるのに 気象(きしょう)に観(み)よ。」(原文)観天地生物氣象。近思録より天地自然を観察しますと、絶えず、何かを、生み出そう生み出そうとしていることが分かります。森羅万象すべてに言えることです。天地自然の理...

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千軍は得易きも、一将は求め難し

千軍は得易きも、一将は求め難しという故事成語について、解説していきます。「千軍は得易きも、一将は求め難し。」(原文)千軍易得、一将難求。通俗編よりたくさんの兵は集めやすいが、優れた将軍は、求めてもなかなか見つかりません。優れた将軍は、現代では、優れたリーダーと言いかえることができるでしょう。多くの組...

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井蛙(せいあ)は以(もっ)て海を語るべからず

井蛙(せいあ)は以(もっ)て海を語るべからずという故事成語について、解説していきます。「井蛙(せいあ)は以(もっ)て海を語るべからず。」(原文)井蛙不可以語於海。荘子より日本にも、「井の中の蛙、大海を知らず」ということわざがあります。これは、中国から伝わったものです。井戸の中の蛙が、海とはなんぞやと...

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人の心の同じからざるは、其の面の如し

人の心の同じからざるは、其の面の如しという故事成語について、解説していきます。「人の心の同じからざるは、 其(そ)の面(おもて)の如(ごと)し。」(原文)人心之不同也、如其面焉。春秋左氏伝より人の顔は、十人十色です。みな、顔は違います。似たような顔の人はいますが、やはりどこか、一人一人で違っています...

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心ここに在らざれば、視れども見えず

心ここに在らざれば、視れども見えずという故事成語について、解説していきます。「心ここに在らざれば、視れども見えず、 聴けども聞(きこ)えず、食(くら)えども其の味を知らず。」(原文)心不在焉、視而不見、聴而不聞、食而不知其味。大学より心がどこか遠くにとらわれ、今ここに存在していなければ、見ていても実...

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君子は豹変し、小人は面(おもて)を革(あらた)む

君子は豹変し、小人は面(おもて)を革(あらた)むという故事成語について、解説していきます。「君子は豹変し、小人は面(おもて)を革(あらた)む。」(原文)君子豹変、小人革面。易経より間違いに気づくと、君子とよばれる立派な人物は、自らの考え、行動をきっぱりと改め、すぐに変化します。それはまるで、豹(ひょ...

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天は高くして、卑(ひく)きに聴く

天は高くして、卑(ひく)きに聴くという故事成語について、解説していきます。「天は高くして、卑(ひく)きに聴く。」(原文)天高聽卑。史記より天はとても高いところにあります。では、低いところは見ていないのかと言うと、どんなに低いところも、天は見ています。観察しています。天はとても高いところにあります。で...

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義を見て為さざるは、勇無きなり

義を見て為さざるは、勇無きなりという故事成語について、解説していきます。「義を見て為さざるは、勇無きなり。」(原文)見義不為、無勇也。論語より真の勇気とはなんでしょうか。腕っぷしが強かったり、いたずらに喧嘩っ早いことが勇気のあることではありません。義、すなわち、真理に通じた行動をとること、これが一番...

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剛毅朴訥(ごうきぼくとつ)、仁に近し

剛毅朴訥(ごうきぼくとつ)、仁に近しという故事成語について、解説していきます。「剛毅朴訥(ごうきぼくとつ)、仁に近し。」(原文)剛毅朴訥近仁。論語より真理を体得し、人間力を磨いて徳が心に充溢している状態を、仁と言います。強い心を内に秘め、どちらかというと飾り気が無く、無口な人、そういった人が、より仁...

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戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり

戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なりという故事成語について、解説していきます。「百戦百勝は善の善なる者に非(あら)ず。 戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。」(原文)百戦百勝、非善之善者也。 不戦而屈人之兵、善之善者也。孫子の兵法より古代中国の兵法の天才、孫子は言います。百戦百勝が...

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その疾きこと風のごとく、その徐なること林のごとし

その疾きこと風のごとく、その徐なること林のごとしという故事成語について、解説していきます。「その疾(はや)きこと風のごとく、 その徐(しずか)なること林のごとし。 侵略すること火のごとく、動かざること山のごとし。」(原文)其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山。孫子のことばより戦における、行動の模範...

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錐の嚢中に処るが若し

錐の嚢中に処るが若しという故事成語について、解説していきます。「錐(きり)の嚢中(のうちゅう)に処(お)るが若(ごと)し、 其(そ)の末(すえ)立(た)ちどころに見(あらわ)る。」(原文)若錐之処於嚢中、其末立見史記より錐(きり)を袋の中に入れておいても、すぐに穴を開けて顔を出します。それと同じよう...

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習慣は自然の若(ごと)し

習慣は自然の若(ごと)しという故事成語について、解説していきます。「習慣は自然の若(ごと)し。」(原文)習慣若自然也。孔子家語より習慣は、第二の天性と言われるように、自らの性質をかたちづくる、とても重要なものです。天性から素直で明るく、他者とも友好的で、前向き、建設的であれば言うことはありません。素...

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歓楽極って哀情多し

歓楽極って哀情多しという故事成語について、解説していきます。「歓楽(かんらく)極(きわま)って哀情(あいじょう)多し。」(原文)歓楽極兮哀情多。漢武帝のことばより楽しみや喜びが極まりますと、悲しみやわびしさがやってきます。この世界には、調和とバランスの法則が流れていますので、一方の極が極まりますと、...

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兵は国の大事にして存亡の道、察せざるべからざるなり

兵は国の大事にして存亡の道、察せざるべからざるなりという故事成語について、解説していきます。「兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道、 察せざるべからざるなり。」(原文)兵者國之大事、死生之地、    存亡之道、不可不察也。孫子の兵法より軍事行動を起こし、戦争をしかけるのは、国家存亡に関わる重要な決...

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遠き慮りなきときは、必ず近き憂いあり

遠き慮りなきときは、必ず近き憂いありという故事成語について、解説していきます。「遠き慮(おもんばか)りなきときは、 必ず近き憂(うれ)いあり。」(原文)無遠慮、心有近憂。論語より遠い先のことを考えて計画をたて、あらゆる事態を想定して対策をたてておかないと、近い内に、必ず困ったことが起きます。緊急事態...

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渇者は火を思わず、寒者は水を求めず

渇者は火を思わず、寒者は水を求めずという故事成語について、解説していきます。「渇者(かっしゃ)は火を思わず、 寒者(かんじゃ)は水を求めず。」(原文)渇者不思火、寒者不求水。韋応物(いおうぶつ)よりのどが渇いている人は、火がほしいとは思いません。のどの渇きを潤す、水を求めます。寒さを耐えている人は、...

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小人(しょうじん)窮すれば斯(ここ)に濫(らん)す

小人(しょうじん)窮すれば斯(ここ)に濫(らん)すという故事成語について、解説していきます。「小人(しょうじん)窮すれば斯(ここ)に濫(らん)す。」(原文)小人窮斯濫矣。論語より人間的に練れておらず、自らの内に徳を養っていない人は、緊急事態に遭遇すると、取り乱し、自暴自棄になります。そして、犯罪を犯...

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水至って清ければ則(すなわ)ち魚なし

水至って清ければ則(すなわ)ち魚なしという故事成語について、解説していきます。「水至って清ければ則(すなわ)ち魚なし。」(原文)水至淸則無魚。晋書より水があまりにもきれいな場合、そこに魚は住めなくなります。逆に、少し汚れているくらいの方が、プランクトンや滋養が多く、魚は元気よく住めます。これは人間社...

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城に登りては指ささず。城上にては呼ばず

城に登りては指ささず。城上にては呼ばずという故事成語について、解説していきます。「城に登りては指ささず。 城上(じょうじょう)にては呼ばず。」(原文)登城不指。城上不呼。小学より古代中国では、城に登った際に、軽はずみに指差してはいけませんでした。それを見た人が、何らかの大事態が発生したと勘違いし、混...

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天道言わずして品物亨り、歳功成る

天道言わずして品物亨り、歳功成るという故事成語について、解説していきます。「天道言わずして品物(ひんぶつ)亨(とお)り、 歳功(さいこう)成る。」(原文)天道不言而品物亨、歳功成。古文真宝より天は何も言いません。しかしながら、万物は生育し、一年の仕事を成し遂げます。まさに、不言実行ですね。天の道と一...

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一将(いっしょう)功成って万骨枯る

一将(いっしょう)功成って万骨枯るという故事成語について、解説していきます。「一将(いっしょう)功成って、万骨枯る。」(原文)一将功成萬骨枯。曹松のことばより戦争においては、一人の将軍が功をたてるために、何万人という兵が死に、骨となってしまいます。現在は、戦争に出ることは少ないですが、たとえば、ビジ...

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君子は三端(さんたん)を避(さ)く

君子は三端(さんたん)を避(さ)くという故事成語について、解説していきます。「君子は三端(さんたん)を避(さ)く。」(原文)君子避三端。韓詩外伝より君子と呼ばれる立派な人物は、三端(三つの先)で他者と争いません。では、三端(三つの先)とは何でしょうか。それは、次のようなものです。(1) 筆先ひとつは...

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多言(たげん)は敗(はい)多し

多言(たげん)は敗(はい)多しという故事成語について、解説していきます。「多言(たげん)は敗(はい)多し。」(原文)多言多敗。孔子家語より口数が多い人物は、失敗を引き起こしたり、わざわいに巻き込まれることが多いです。なぜなら、失言や、軽はずみに発した言葉の影響力によって、自らの首をしめることになるか...

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巧詐(こうさ)は拙誠(せっせい)に如(しか)ず

巧詐(こうさ)は拙誠(せっせい)に如(しか)ずという故事成語について、解説していきます。「巧詐(こうさ)は拙誠(せっせい)に如(しか)ず。」(原文)巧詐不如拙誠。韓非子より巧みに偽りごまかしても、そこには実態がありません。表面にメッキを塗りたくっただけです。逆に、拙(つたな)くても真心をこめたものは...

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天時に非ざれば、冬、一穂を生ずること能わず

天時に非ざれば、冬、一穂を生ずること能わずという故事成語について、解説していきます。「天時(てんじ)に非(あら)ざれば、 十堯(じゅうぎょう)と雖(いえど)も、 冬、一穂(いっすい)を生ずること能(あた)わず。」(原文)非天時、雖十堯不能冬生一穂。韓非子より天の時が来なければ、成果をあげることはでき...

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学びて時に之れを習う、亦た説ばしからずや

学びて時に之れを習う、亦た説ばしからずやという故事成語について、解説していきます。「学びて時に之れを習う、亦(ま)た説(よろこ)ばしからずや。 朋(とも)遠方より来たるあり、亦た楽しからずや。 人知らずして愠(いきどお)らず、亦た君子ならずや。」(原文)學而時習之、不亦説乎。有朋、自遠方來、不亦樂乎...

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莞を以て天を窺ち、蠡を以て海を測る

莞を以て天を窺ち、蠡を以て海を測るという故事成語について、解説していきます。「莞(かん)を以(もっ)て天を窺(うが)ち、 蠡(ひさご)を以(もっ)て海を測(はか)る。」(原文)以莞窺天、以蠡測海。東方朔よりいぐさの小さな穴から天を覗いても、はっきり見ることはできません。また、ひょうたんを使って海を測...

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故きを温ねて新しきを知らば、以て師と為すべし

故きを温ねて新しきを知らば、以て師と為すべしという故事成語について、解説していきます。「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知らば、 以(もっ)て師と為すべし。」(原文)温故而知新、可以下為師矣。論語より孔子は言いました。「古えの先人達が残した真理や学問、 過去の経験を研究し、 現在でも通用する部分...

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過ちを改めざる、是(これ)を過ちと謂(い)う

過ちを改めざる、是(これ)を過ちと謂(い)うという故事成語について、解説していきます。「過ちを改めざる、是(これ)を過ちと謂(い)う。」(原文)過而不改、是謂過矣。論語より人間は、失敗を経験する存在です。全く失敗しなければいいですが、失敗しない人は存在しません。みな、少なからず、何らかの失敗に遭遇し...

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終身路を譲るも、百歩を枉げず

終身路を譲るも、百歩を枉げずという故事成語について、解説していきます。「終身(しゅうしん)路(みち)を譲(ゆず)るも、 百歩を枉(ま)げず。」(原文)終身譲路、不枉百歩。新唐書より長い一生の間、ずっと他者に道を譲り続けても、道を譲るために曲げた距離は、百歩にもなりません。謙譲の大切さについて述べられ...

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韋編三たび絶つ

韋編三たび絶つという故事成語について、解説していきます。「韋編三たび絶つ。」(原文)韋編三絶。十八史略より孔子は、易経を読みすぎて、本をとじてあるなめし皮が、3回も切れたと言われています。学問を志すからには、ついには学問を究め、国家社会のために役立つべく情熱が必要です。本をとじている皮が3回も切れる...

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愛すれども其の悪を知り、憎めども其の善を知る

愛すれども其の悪を知り、憎めども其の善を知るという故事成語について、解説していきます。「愛すれども其(そ)の悪を知り、 憎めども其の善を知る。」(原文)愛而知其悪、憎而知其善。小学より愛すると、相手の全てが良く見えます。また、憎むと相手の全てが悪く見えます。これは、人間の心の特性の一つであり、仕方が...

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口に蜜(みつ)有り、腹に剣(けん)有り

口に蜜(みつ)有り、腹に剣(けん)有りという故事成語について、解説していきます。「口に蜜(みつ)有り、腹に剣(けん)有り。」(原文)口有蜜、腹有剣。新唐書より口では甘い言葉や心地よい話をしていても、腹の中ではこちらを窮地に追いやろうと考えている人物がいます。戦乱に明け暮れる古代の中国では、甘い言葉で...

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主は怒りを以て師を興すべからず

主は怒りを以て師を興すべからずという故事成語について、解説していきます。「主は怒りを以て師を興すべからず、 将は慍(いきどお)りを以て戦いを致すべからず。」(原文)主不可以怒而興師、将不可以慍而致戦。孫子より「孫子の兵法」でおなじみの孫子のことばです。主君は、怒りから師団(軍隊)を編成するべきではな...

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兵は拙速を聞く。未だ功みの久しきを賭ず

兵は拙速を聞く。未だ功みの久しきを賭ずという故事成語について、解説していきます。「兵は拙速(せっそく)を聞く。 未(いま)だ功(たく)みの久しきを賭(み)ず。」(原文)兵聞拙速、未賭巧之久也。孫子より「孫子の兵法」でおなじみの孫子のことばです。戦争については、やり方が拙くても速く終結させたということ...

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徳とは身に得(う)ることなり

徳とは身に得(う)ることなりという故事成語について、解説していきます。「徳とは身に得(う)ることなり。」(原文)徳者得身也。韓非子より徳とは、知識だけでは身に付きません。実践し、全身全霊で身に付けてこそ、活きてくるものです。徳に関する知識や情報は、現代の日本にはあふれかえっています。必要であれば、誰...

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無極(むきょく)にして太極(たいきょく)

無極(むきょく)にして太極(たいきょく)という故事成語について、解説していきます。「無極(むきょく)にして太極(たいきょく)。」(原文)無極而太極。近思録より太極とは、万物の根源のことです。そして、万物の根源である太極は、無であるという言葉です。古の聖人である老子は、次のように言っています。「道は一...

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侫人(ねいじん)は殆(あやう)し

侫人(ねいじん)は殆(あやう)しという故事成語について、解説していきます。「侫人(ねいじん)は殆(あやう)し。」(原文)侫人殆。論語より良からぬことを考え、口先がうまく、上にへつらい、下に威張る人物は、やがて組織を腐敗させていきます。なぜなら、根源法則にのっとっていない言動や思考方法が組織内に蔓延し...

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無用の弁、不急の察は、棄てて治めざれ

無用の弁、不急の察は、棄てて治めざれという故事成語について、解説していきます。「無用の弁、不急の察(さつ)は、 棄(す)てて治(おさ)めざれ。」(原文)無用之弁、不急之察、棄而不治。 小学より私たちは、とかく必要のないことに弁説をなし、特に急いでやる必要もないことに目を見張ります。しかしながら、その...

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何ぞ必ずしも書を読みて、然る後に学と為さん

何ぞ必ずしも書を読みて、然る後に学と為さんという故事成語について、解説していきます。「何ぞ必ずしも書を読みて、 然(しか)る後(のち)に学(がく)と為(な)さん。 」(原文)何必読書、然後為学。 論語より必ずしも、書物を読むことだけが、学問をすることではありません。日々の生活や仕事から学ぶことも、立...

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天の時は地の利に如かず

天の時は地の利に如かずという故事成語について、解説していきます。「天の時は地の利に如(し)かず。 地の利は人の和に如(し)かず。」(原文)天時不如地利。地利不如人和。 孟子より何事かを達成しようとする時、天の時を得ていても、地の利がなければ成就することはできません。また、地の利を得ていても、人の和が...

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士の世に処るは、錐の嚢中に処るが若し

士の世に処るは、錐の嚢中に処るが若しという故事成語について、解説していきます。「士(し)の世に処(お)るは、 錐(きり)の嚢中(のうちゅう)に処(お)るが若(ごと)し。 」(原文)士処世、若錐処嚢中。 十八史略より無名であっても優れた人物は、まるで袋の中に入った錐(きり)のようなものです。いつかは必...

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富は屋を潤し、徳は身を潤す

富は屋を潤し、徳は身を潤すという故事成語について、解説していきます。「富(とみ)は屋(おく)を潤(うるお)し、 徳は身を潤す。」(原文)富潤屋、徳潤身。大学より豊かな財産があれば、その家を立派にすることができます。豊かな徳があれば、自然とその人の身を立派にします。徳をそなえて、やましい心がなくなると...

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乱世に処しては宜しく円なるべし

乱世に処しては宜しく円なるべしという故事成語について、解説していきます。「治世(ちせい)に処しては 宜(よろ)しく方(ほう)なるべく、 乱世(らんせい)に処しては 宜(よろ)しく円(えん)なるべし。」(原文)処治世宜方、処乱世宜円。 菜根譚より治世、すなわち平和な世の中では、四角く筋道を通して生きて...

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命に非ざるは莫し

命に非ざるは莫しという故事成語について、解説していきます。「命(めい)に非(あら)ざるは莫(な)し。 順(したが)って其(そ)の正(せい)を受(う)く。 」(原文)莫非命也。順受其正。 孟子より人生の吉凶や寿命、禍福や幸運不運などは、どれも天命によるものです。ですから、正しく順当に受けるべきものです...

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自ら知るものは明なり

自ら知るものは明なりという故事成語について、解説していきます。「自(みずか)ら知るものは明(めい)なり。 」(原文)自知者明。 老子より人を知る者は、知者にすぎません。しかしながら、自分自身を知る者は、最上の明察をもった人物であると言えます。自分自身を知ることは、この世界で最も難しいことです。なぜな...

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言語を慎み、飲食を節す

言語を慎み、飲食を節すという故事成語について、解説していきます。「言語を慎(つつし)み、飲食を節(せつ)す。 」(原文)慎言語、節飲食。 易経より言葉を慎むことにより、君子は多くの禍いを避けることができます。多くの禍いは、口から出た言葉が引き起こします。いったん口から出てしまった言葉は、周囲に影響を...

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君子以て事を作すには始めを謀る

君子以て事を作すには始めを謀るという故事成語について、解説していきます。「君子以(もっ)て事を作(な)すには 始めを謀(はか)る。」(原文)君子以作事謀始。 易経より仕事をおこなう場合、君子は必ず最初によく想いを練って、あらゆる事態を想定して計画を立てます。そうでないと、事が始まってからうまくいかな...

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跨ぐ者は行かず

跨ぐ者は行かずという故事成語について、解説していきます。「跨(また)ぐ者は行かず。 」(原文)跨者不行。 老子より大またに歩く者は、遠くまで行くことはできません。なぜなら、そこには無理があるからです。遠くまで歩くのであれば、無理せず自分自身の自然なペースでじっくりと歩いていく必要があります。どんなこ...

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威厳先ず己れに行なわれざるときは、則ち人怨みて服せず

威厳先ず己れに行なわれざるときは、則ち人怨みて服せずという故事成語について、解説していきます。「威厳先(ま)ず己(おの)れに 行(おこ)なわれざるときは、 則(すなわ)ち人怨(うら)みて服せず。」(原文)威厳不先行於己、則人怨而不服。 近思録より正しく心身を修めて、軽薄なことを行わないようにしていく...

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安けれども危うきを忘れず

安けれども危うきを忘れずという故事成語について、解説していきます。「安(やす)けれども危(あや)うきを忘れず。」(原文)安而不忘危。 易経より現在が安泰であり平和であっても、いつ何時、危険が降りかかるかも知れないということを常日頃から忘れずに注意していることが大切です。その心がけが、身の安全、また、...

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亢竜悔いあり

亢竜悔いありという故事成語について、解説していきます。「亢竜(こうりょう)悔(く)いあり。」(原文)亢龍有悔。 易経より亢竜(こうりょう)、すなわち、昇りつめた竜は、敗れたり、落ちぶれたり、後悔するような事態に遭遇します。人間に置き換えますと、最高の地位、権力に達した時には、しばしば敗亡や失脚の憂き...

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見竜田に在り、大人を見るに利ろし

見竜田に在り、大人を見るに利ろしという故事成語について、解説していきます。「見竜(けんりょう)田(でん)に在(あ)り、 大人(たいじん)を見るに利(よ)ろし。」(原文)見龍在田、利見大人。 易経より自らに才能、人徳が大いに備わってくれば、自分を推薦してくれそうな大人物や、人徳ある大人物に会うといいで...

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潜竜、用うる勿れ

潜竜、用うる勿れという故事成語について、解説していきます。「潜竜(せんりょう)、用(もち)うる勿(なか)れ」(原文)潜龍勿用。 易経より地に潜む竜、すなわち後日の大成をはかる人は、下積みの時代をしっかりと生きる必要があります。下積みの時代には、技術を磨き、精神を修養して人徳を養い、人脈をつくり、さま...

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天地の道は、恒久にして已まず

天地の道は、恒久にして已まずという故事成語について、解説していきます。「天地の道は、恒久(こうきゅう)にして已(や)まず。」(原文)天地之道。恒久而不已也。 易経より天地の道、天地のはたらきは永遠にして、決して終わることがありません。ずっと続いていくものです。季節の移り変わり、昼夜の移り変わり、種か...

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遇と不遇とは時なり

遇と不遇とは時なりという故事成語について、解説していきます。「遇(ぐう)と不遇(ふぐう)とは時なり。」(原文)遇不遇者時也。 荀子より人間の運命は、時世により、うまくいったりうまくいかなかったり、大きく波を描いて揺れ動きます。もちろん、この世界には鏡の法則が流れていますから、今までの自らのおこないが...

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天の威を畏れて、時に之れを保つ

天の威を畏れて、時に之れを保つという故事成語について、解説していきます。「天の威を畏(おそ)れて、 時(ここ)に之(こ)れを保つ。」(原文)畏天之威、于時保之。 左伝より天の威力は、恐れ慎むべきものです。それが、自分の身を保つ方法でもあります。天の威力、すなわち鏡の法則による働きは、精妙を極めるため...

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至人は己れなし

至人は己れなしという故事成語について、解説していきます。「至人は己れなし。」(原文)至人無己。 荘子より至人、すなわち本当にできた人間には、自分というものがありません。天地自然と完全に同化し、自分の欲で動くということがないからです。内観や瞑想を深め、自分自身の本質を見抜きますと、自分というものの空虚...

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国の垢を受くる、是れを社稷の主と謂う

国の垢を受くる、是れを社稷の主と謂うという故事成語について、解説していきます。「国の垢(あか)を受くる、 是(こ)れを社稷(しゃしょく)の主と謂(い)う。」(原文)受国之垢、是謂社稷主。 老子より国の中心の地位にある君主は、国の最も悪い点、汚い点を、自ら引き受ける度量が必要となります。また、君主たる...

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不言の言を聞く

不言の言を聞くという故事成語について、解説していきます。「不言(ふげん)の言(げん)を聞く。」(原文)聞不言之言。 荘子より口には出さない、言葉として発しない言葉を聞くことが大切です。言葉の奥にある真意、本音を読み取り、見抜く必要があります。間(ま)というものですね。雰囲気やオーラからも様々なことを...

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君子の道は、端めを夫婦に造して

君子の道は、端めを夫婦に造してという故事成語について、解説していきます。「君子の道は、端(はじ)めを夫婦に造(な)して、 其(そ)の至れるに及びては、天地に察(あき)らかなり。」(原文)君子之道、造端乎夫婦、及其至也、察乎天地。中庸より聖人君子の道は、夫婦や家族など身近な間から始まります。しかし、こ...

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聖人は天に工みにして、而も人に拙し

聖人は天に工みにして、而も人に拙しという故事成語について、解説していきます。「聖人は天に工(たく)みにして、 而(しか)も人に拙(つたな)し。」(原文)聖人工乎天、而拙乎人。 荘子より聖人は、天に通じており、天地自然に対して深く自分を任せています。逆に、俗世、人間界のことや、人為的な事柄については非...

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学者は自得せんことを要す

学者は自得せんことを要すという故事成語について、解説していきます。「学者は自得(じとく)せんことを要す。」(原文)学者要自得。 近思録より学問を志す者は、ただ本を読んで知識を増やすだけではいけません。その知識を実践し、体得し、完全に自分のものとし、血肉としなければ意味がありません。そして、心に真理が...

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人の知らんことを求むること無れ

人の知らんことを求むること無れという故事成語について、解説していきます。「人の知らんことを求むること無(なか)れ。」(原文)無求人知。 宋名臣言行録より正義をおこない、真理や道にのっとった行動をとる時には、他者に知ってもらいたいと考えてはいけません。正義のおこない、真理や善にのっとった行動は、あくま...

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言行は君子の枢機なり

言行は君子の枢機なりという故事成語について、解説していきます。「言行は君子の枢機なり。」(原文)言行君子之枢機。 易経より言行は、君子の運命を決定する重要な要素であり、機能です。言葉は心より表れます。そして、その言葉が他者に伝わり、心の中にあった想いが広がっていくのです。さらには、他者を感化したり、...

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泰山は土石を辞せず

泰山は土石を辞せずという故事成語について、解説していきます。「泰山(たいざん)は土石を辞せず、 故(ゆえ)に能(よ)く其(そ)の高さを成す。」(原文)泰山不辞土石、故能成其高。 管子より泰山は、小さな土や石くれを拒まず、全てを受け容れます。それゆえに、あれほどにも高くなることができたのです。人間も同...

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利を見て而して、其の真を忘る

利を見て而して、其の真を忘るという故事成語について、解説していきます。「利(り)を見て而(しこう)して、 其(そ)の真を忘る。」(原文)見利而忘其真。 荘子より目前の利益にとらわれると、人は皆、自分の本当の立場が分からなくなってしまいます。ある日、中国の聖人である荘子(そうし)が園で鳥を射ようとして...

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