天地物を生ずるのに気象に観よ
天地物を生ずるのに気象に観よという
故事成語について、解説していきます。
「天地(てんち)物を生ずるのに
気象(きしょう)に観(み)よ。」
(原文)観天地生物氣象。
近思録より
天地自然を観察しますと、
絶えず、何かを、生み出そう生み出そう
としていることが分かります。
森羅万象すべてに言えることです。
天地自然の理は、創造にあります。
何かを絶えず創造していくのです。
さて、我々人間が成長するためには、
森羅万象の原理・原則、法則にのっとって、
生きていく必要があります。
天地自然の理の一つが、
創造することなのです。
私達も、創造すること、生み出すことを、
心がける必要があります。
何かを創造するとき、
そこには生みの苦しみと、
生み出した達成感、喜びがあります。
どんどんと創造し、生み出していきましょう。
前向きで、建設的に生きていくことが
求められます。
逆に、後ろ向き、破壊的な思考や
行動は改めましょう。
天地自然の理に反逆することになります。
もちろん、創造のための破壊は、
創造の範疇に含まれます。
たとえば、新しいビルを創造するために、
古いビルをいったん取り壊すように。
建設的になり、
絶えず何かを生み出しましょう。
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