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高所恐怖症の心理学(原因&症状&診断&克服法&治し方)

 

 

高所恐怖症の心理学

 

(原因&症状&診断&克服法&治し方)

 

について、解説していきます。

 

 

高所恐怖症とは、英語では、

 

「Fear of height」と言いますが、

 

高いところに上がると

 

異常なほどの恐怖を覚えて、

 

足がすくんで

 

動けなくなってしまう症状です。

 

 

しかしながら、高いところに上がると

 

恐怖を感じるという心理そのものは、

 

多かれ少なかれ、

 

誰でも持っているものです。

 

 

高いところから落ちると、

 

怪我をしたり、下手をすると

 

死んでしまったりするから、

 

本能が、恐怖を感じさせて、

 

その場を回避させようとするのです。

 

 

逆に、高いところに上がっても、

 

恐怖を感じないならば、

 

注意を払わずに簡単に

 

落ちてしまうことでしょう。

 

 

落ちてしまえば、怪我をしたり、

 

下手をすると命に関わったりと、

 

いいことは何もありません。

 

 

したがいまして、

 

高いところに上がると、

 

少しくらい恐怖を感じるのが

 

当たり前ですし、

 

何も問題はないということです。

 

 

ただし、異常なくらいに

 

恐怖を感じる人がいますが、

 

恐怖の強さが度を越している場合は、

 

高所恐怖症と診断されます。

 

 

もし、自分が高所恐怖症であるか

 

診断したいのであれば、友達や家族と

 

高いところに登ってみましょう。

 

 

そうしましたら、友達や家族は

 

なんともないのに、自分だけが

 

明らかに高いところに恐怖を感じるか

 

どうかを観察できますよね。

 

 

ただし、少しくらい高いところが

 

怖いからと言って、それがすぐに

 

高所恐怖症とは診断できません。

 

 

高所恐怖症と診断されるのは、

 

あくまでも、高い所に対する恐怖が

 

異常に強くて、日常生活に支障を

 

来たすレベルになった場合です。

 

 

そこまで行かないレベルであれば、

 

「高い所が苦手」というレベルであり、

 

高所恐怖症とは言えないので

 

安心してください。

 

 

「高い所が苦手」というだけの

 

レベルの人は、

 

それこそ、世界中、日本中に

 

ものすごくたくさんおり、

 

普通の健常者の範疇ですので、

 

気にする必要はないでしょう。

 

 

問題となるのは、高いところに

 

異常な恐怖を示す場合ですね。

 

 

ではなぜ、高いところに

 

異常に恐怖を示す人がいるかと

 

言いますと、その原因は、

 

過去に高いところから転落して

 

痛い目に遭った経験があるというのが、

 

一番多い理由です。

 

 

たとえば、山登りをしていて、

 

崖から落ちたことがあり、

 

何とか命だけは助かった

 

というような経験があれば、

 

非常にショッキングな出来事ですから、

 

トラウマとして心に刻み込まれます。

 

 

また、印象が強いため、

 

長期記憶として記憶されますし、

 

精神だけでなく、身体も同じように

 

ショックを受けていますから、

 

高いところに行くと、

 

過去の悲惨な経験を思い出して、

 

異常な恐怖を感じて、

 

体がガタガタと震えるのです。

 

 

他の原因としましては、

 

想像力が強い人も、

 

高いところに異常な恐怖を

 

感じやすいです。

 

 

なぜなら、想像力が強いということは、

 

高いところに行くと

 

落ちてしまうんじゃないかとか、

 

落ちたら痛いし、

 

死んでしまうんではないかとか、

 

死んでしまったら、

 

後に残された家族はどうしようとか、

 

色んな心配をしてしまうということであり、

 

それがゆえに、高いところに向かう前から

 

異常な恐怖を感じるのです。

 

 

また、過去に高いところから落ちた

 

記憶や経験がないのに高所恐怖症に

 

なっている人は、今生ではなく、

 

過去生の記憶が原因となっている

 

場合もあります。

 

 

たとえば、過去生において、

 

崖から落とされて命を落としたとか、

 

高い所に吊り下げられて拷問を

 

受けたなどの経験をした場合です。

 

 

もし、過去生からの記憶が原因と

 

なっている場合は、

 

ヒプノセラピー(退行催眠療法)が

 

必要となってきます。

 

 

ヒプノセラピー(退行催眠療法)とは、

 

催眠により過去の記憶をたどりなおし、

 

治療を図っていく方法ですね。

 

 

ちなみに、過去のトラウマから来る

 

高所恐怖症は、長期記憶に

 

しっかりと記憶されているため、

 

そう簡単に消えることはありません。

 

 

非常に長い間、何年も何十年も、

 

高所恐怖症に悩まされることが

 

多いです。

 

 

ただし、現代日本の環境におきましては、

 

高所恐怖症を持っているからと行って、

 

日常生活に著しい不便を感じるまでには

 

いたりません。

 

 

あえて高いところに

 

自分から登ろうとさえしなければ、

 

高所恐怖症の症状が出ることも

 

ないためです。

 

 

ところで、高所恐怖症の治し方、

 

克服法としましては、

 

高いところに対するプラスの

 

イメージトレーニングを

 

繰り返し繰り返し長年おこなっていると、

 

少しずつ、改善はしていくようです。

 

 

具体的に言うと、高いところは怖い、

 

落ちる、死ぬなどいう

 

マイナスイメージを払拭し、

 

頭の中で、高いところは眺めがいい、

 

空気がきれい、

 

晴れやかな気持ちになるなど、

 

プラスのイメージを持ち続けると

 

いいということです。

 

 

ただし、長期記憶を消すには、

 

非常に時間がかかりますから、

 

根気は必要です。

 

 

ちなみに、NLP実践心理学の

 

サブモダリティーチェンジ」という手法を使うと、

 

恐怖症を治すことができます。

 

 

これは、高所恐怖症の原因となった

 

長期記憶を変容させ、新しい良い記憶に

 

上書きするという治療法です。

 

 

詳細については、当サイトの

 

「実践心理学」カテゴリにある

 

サブモダリティーチェンジで恐怖症を克服する

 

という記事をお読みください。

 

 

 ⇒ 「サブモダリティーチェンジで恐怖症を克服する」という記事はこちら

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