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着信恐怖症の心理学(症状&克服法)

 

 

着信恐怖症の心理学について、

 

紹介していきます。

 

 

着信恐怖症とは、
 
電話の着信音に異常な恐怖を示し、

 

ひどい場合は、携帯電話や

 

スマートフォンを持つことができず、

 

家の電話の電源も切ってしまう

 

ことがあります。

 

 

電話の着信音が鳴ると、
 
心臓が激しく鼓動を始め、

 

恐怖のために逃げ出したい

 

衝動にかられます。

 

 

そして、電話に出ることが

 

できませんので、

 

日常生活や仕事上、
 
大きな支障を来たすことになります。

 

 

では、どうしてこのような

 

恐怖症になるかと言いますと、

 

これはまさに、精神的外傷(トラウマ)に
 
原因があります。

 

 

もちろん、本能的に、
 
大きな音や危険な音には、

 

人間誰しも恐怖を感じるように
 
なっていますが、

 

電話の着信音については、

 

普通の人はそれほど

 

恐怖を感じるものではないです。

 

 

感じるとしても、

 

「うるさいなあ」くらいでしょう。

 

 

したがいまして、

 

通常なら恐怖を感じるはずがない

 

着信音に異常な恐怖を感じるのは、

 

まさに、トラウマだけが
 
原因となっていると言えるのです。

 

 

たとえば、仕事上の電話対応で、
 
ものすごく恥ずかしい大失敗をしてしまったとか、

 

電話で借金の恐ろしい取立てが何度もあり、
 
苦しい思いを味わったとか、

 

お客さんからのクレームを電話で対応し、
 
非常に恐ろしい思いをしたとか、

 

そのような体験が、トラウマを作り出して、

 

着信恐怖症を引き起こします。

 

 

また、コールセンターで
 
働いている人たちにも、
 
着信恐怖症になる人が多いです。
 

 

なぜなら、クレーマーや怒って

 

電話してくる人、嫌がらせの電話を

 

してくる人などが、非常に多くて、

 

トラウマになる対応が

 

とても多いからです。

 

 

さらには、「着信アリ」という

 

ホラー映画が一時はやりましたが、

 

このホラー映画を見て、
 
軽い着信恐怖症になった人も
 
いたようです。

 

 

このように、電話をしている時に、
 
非常につらい経験をした
 
精神的外傷(トラウマ)が、

 

着信恐怖症を作り出します。

 

 

なお、このようなトラウマは、

 

人間の長期記憶に記録されますので、

 

長い間、忘れることはできません。

 

 

では、どのようにして、

 

治療していけばいいのかと言いますと、

 

忘れることはなかなかできませんので、
 
記憶に上書きしていけばいいのです。

 

 

パソコンのハードディスクに、

 

古いデータが入っていても、

 

上書きをすれば、
 
古いデータは消えてしまいますよね。

 

これと同じ要領です。

 

 

したがいまして、好きな人、
 
話が楽しい人、話していて愛を感じる人、

 

話していると心が落ち着く人とだけ

 

毎日、電話してみてください。

 

 

そうしますと、だんだん
 
「電話って楽しいな」という体験が増えて、

 

脳内の長期記憶に上書きされますから、

 

次第に、着信恐怖症は、

 

和らいでいくのです。

 

 

ついには、電話が楽しくて仕方なくて、

 

着信恐怖症などは、知らない間に

 

どこかに飛んでいってしまうことでしょう。

 

 

ちなみに、NLP実践心理学の

 

サブモダリティーチェンジ」という手法でも、

 

恐怖症を治すことができます。

 

 

詳細については、当サイトの

 

「実践心理学」カテゴリにある

 

サブモダリティーチェンジで恐怖症を克服する

 

という記事をお読みください。

 

 

 ⇒ 「サブモダリティーチェンジで恐怖症を克服する」という記事はこちら

 

 

 

 

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