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古典的条件付けとオペラント条件付け

 

 

古典的条件付けとオペラント条件付け
 
について、解説していきます。

 

 

人間が体験から学習する

 

メカニズムについては、

 

発達心理学では、

 

古典的条件付けとオペラント条件付けにて、

 

基礎的な部分が説明されています。

 

 

古典的条件付けとは、
 
ロシアの生理学者である
 
パブロフが提唱したもので、

 

心理学の間では、「パブロフの犬」などが

 

非常に有名です。

 

 

たとえば、犬に餌を与える前に、
 
必ずベルを鳴らすようにします。
 

 

そうしますと、犬は、

 

ベルと餌の関係を学習して、

 

ベルが鳴ると、餌がもらえると思って、

 

唾液が出るようになります。

 

 

このように、ある条件とある事象の
 
関連を学習することを、

 

「条件付け」と呼んでいます。

 

 

そして、パブロフの条件付けの理論については、

 

かなり昔に発表されたものですので、

 

現在では、古典的条件付けと
 
呼ばれるようになっています。

 

 

次に、オペラント条件付けとは、
 
アメリカの心理学者であるスキナーの
 
実験により証明された条件付けの
 
メカニズムです。

 

 

ネズミを使った実験にて、
 
レバーを引くと餌が出るようにしておくと、

 

ネズミは、何度もレバーを押して、

 

餌を獲得するよう

 

自発的な行動をするようになりました。

 

 

オペラントとは、自発的な行動を

 

意味する言葉ですが、

 

このネズミのような学習のことを、
 
オペラント条件付けと呼んでいます。

 

 

なお、古典的条件付けや
 
オペラント条件付けについては、

 

犬やネズミを使った実験を基にしていますが、

 

人間の学習においても、
 
同じようなメカニズムが働いています。

 

 

したがいまして、

 

人間の学習機能を研究していく上で、

 

古典的条件付けやオペラント条件付けの
 
メカニズムについては、

 

どうしても理解しておく必要があります。

 

 

 

 

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