ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは何か(発達心理学)
ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは何か
について、解説していきます。
(発達心理学)
ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは、
原因はまだ解明されていないのですが、
注意力がなく、いつも動き回っていて、
衝動的な行動が多いという障害です。
たとえば、学校の授業中であっても、
常に歩き回っていたり、
いつも動き回っていたり、
話し続けたりするようであれば、
ADHD(注意欠陥・多動性障害)である
可能性が非常に高いです。
また、順番を守ることができず、
衝動的な言動が多かったり、
思いつくままに行動したりするために、
周囲との人間関係にも、
支障を来たすことがあります。
さらには、ADHD(注意欠陥・多動性障害)
にかかっている子の30%~50%が
学習障害(LD)も併発していると
言われています。
これは、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の
注意力散漫が、
学習に大きな悪影響を与えているからと
考えられます。
なお、子供の3~5%に発症すると
言われておりますので、
100人のうち、3~5人の割合ですから、
比較的、頻度の多い障害と考えられます。
ただし、ADHD(注意欠陥・多動性障害)
につきましては、年齢と共に、
症状が落ち着いていくことが多いです。
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