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子供を叱ると怒るの違い

 

 

子供を叱るのと、怒ることの違いについて

 

解説していきます。

 

 

子供を育てるためには、
 
叱ることが大切です

 

 

なぜなら、子供は善悪の区別が

 

まだできていないため、

 

何が悪いのか、何が良いのか、

 

分からないからです。

 

 

したがいまして、

 

叱ってもらえないで大きくなると、

 

悪いことを悪いと感じずに、
 
平気でやってしまう大人になります

 

 

そうなると、いろんなところで
 
イザコザが起こったり

 

常識のないやつだと言われて、

 

敬遠されたり嫌われたりして、

 

社会生活をうまく進めて

 

いけなくなります。

 

 

ですから、しっかりと叱ってあげるのは、
 
親の義務であり、責任でもあります。

 

 

しかしながら、叱るのではなく、

 

感情に任せて怒る親が

 

あまりにも多いです。

 

 

感情に任せて怒ってばかりいると

 

子供は心に傷が残り、

 

人間に対する不信感と恐怖感を

 

抱くようになります。

 

 

そして、親の顔色をうかがい、
 
恐怖の中で生活するように
 
なってしまうのです。

 

 

そりゃそうです。

 

意味も分からないことで

 

ガミガミ怒鳴られるのですから。

 

 

このような場合、

 

大きくなって力がついてくると、

 

これまでの恨みとばかりに
 
一気に親に反抗しだし

 

家庭内暴力で親を傷つけたり、

 

非行に走って警察のお世話になる

 

こともあります。

 

 

叱るのと、怒るのでは、
 
明確に違います

 

 

このことに、まずは

 

気付いてください。

 

 

叱るとは、感情的ではなく冷静に、

 

やってはいけないことを

 

子供に教えてあげることです。

 

 

ここには、子供にきちんとした
 
大人になってほしいという

 

親からの強い愛情が含まれています。

 

 

しかしながら、怒るのは、
 
ただ単に腹が立つから

 

むしゃくしゃするから、

 

感情に任せて怒鳴り散らし、

 

子供に対して手をあげてしまったり

 

するのです。

 

 

そして、腹が立つ原因も、
 
親自身が仕事がうまくいってなくて

 

イライラしていたり、

 

人間関係でつまずいていたりして、

 

親自身の問題で発生したイライラを、

 

子供に八つ当たりしていることが

 

ほとんどです。

 

 

感情に任せて怒るのは、
 
ただ腹が立つから怒るだけであり、

 

そこに、子供にきちんとした

 

大人になってほしいので

 

教育しようという愛情は

 

含まれていません。

 

 

また、感情に任せて怒ることが

 

過剰になってくると、

 

ヒステリーであったり、
 
虐待やDV(ドメスティックバイオレンス)に

 

発展してしまいます。

 

 

感情に任せて怒ることは、

 

その動機そのものが、

 

ヒステリーや虐待、DVと
 
同じ次元にあるのです

 

 

ですから、叱ると怒るを明確に区別し

 

子供がやってはいけないことをしたら、

 

その場ですぐに、

 

「こんなことはやってはいけません!」と

 

きちんと叱るようにしましょう。

 

 

きちんと叱ってあげれば、

 

その場の雰囲気で、
 
自分のためを思って言ってくれていると
 
子供は理解しますし、

 

悪いことは悪いときちんと

 

認識してくれます。

 

 

逆に、感情に任せて
 
怒ってばかりの状態には

 

くれぐれも陥らないでください。

 

 

ヒステリーや暴力が出てきたら、

 

危険信号です。

 

 

そして、感情に任せて

 

怒っているだけなのに、

 

これは躾なんだ!」とか、

 

子供のために怒っているんだ!

 

などと言わないでください。

 

 

それこそ、偽善と言われても

 

仕方がありません。

 

 

単に腹が立つから怒っているだけで、

 

本当の躾ではないことは、

 

子ども自身も心の奥底で見抜き、
 
軽蔑し始めます。
 

 

そして、大きくなったら

 

仕返しをしようと決意するのです。

 

 

「叱る」と「怒る」は違うのだということを

 

しっかりと理解していただければ、

 

子育てはうまくいきます。

 

 

 

 

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