叱る時は必ず理由を伝える
子供を叱る時は、必ず理由を伝える必要がある
ということについて、解説していきます。
あなたは、子供に、「●●しちゃダメでしょ！」とか、
「●●しては、いけません！」とか、
「早く宿題をしなさい！」とか
叱っていると思いますが、
その時に、理由も伝えていますでしょうか？
子供が小さい時は、
言葉が分からず理解もできないために、
それでいいのですが、
少し大きくなって、言葉が分かり始め、
自分で考えることができるようになってきましたら、
叱る時に理由も伝えるようにしてください。
なぜかと言いますと、
理由を伝えずに叱るということを
繰り返していますと、
「叱られるから止める」という
動物的な反応をするように
なってしまうからです。
子供が何かしようとして、急に止めた時に、
「なぜ、止めたのか」聞いてみてください。
「叱られるから止めた」とすぐに
答えるようになっていたら、
注意信号です。
この場合、なぜやってはいけないかの
理由は理解しておらず、
ただ単に、叱られるからやってはいけない
と理解しているからです。
これでは、犬や猫と変わりません。
もちろん、言葉が理解できない
小さい時はそれでいいのですが、
大きくなってきた時は、ぜひ、
叱る理由をきちんと話してあげてください。
一度で理解することはないでしょうから、
何度も繰り返し、
根気強く説明してあげるようにしてください。
そうしますと、なぜダメなのかを
理解して行動しますので、
この世界には、何事も理屈があるんだな、
理由があるんだなと分かり、
その子の知性は急激にレベルアップします。
そして、聡明な、知性豊かな人物へと
成長していくことができるのです。
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