発達障害を疑うべき状態
発達障害を疑うべき状態について、
解説していきます。
子供の発達につきましては、
大きな個人差がありますので、
他の子と比べて発達が遅いからと言って、
そんなに心配する必要はありません。
しかしながら、
著しく発達が遅れている場合は、
発達障害が発生している可能性が
ありますので、
そのような時は、注意が必要です。
では、どのようなことに
注意すればいいのかと言いますと、
次のような症状が最も重要です。
●発達障害の可能性がある症状
(1) 視線が合わない。
(2) 耳が聴こえていない。
(3) ことばに遅れが見られる。
(4) 特定のものに対するこだわりが強い。
(5) 音や光など、何かに対して過敏に反応する。
上記の症状のうち、
どれか一つでも見られる場合は、
一度、小児科などの専門家に
診断してもらってください。
なお、発達障害については、
脳性まひ、身体の発達の遅れ、
視覚障害、聴覚障害、知的障害、
言語障害、学習障害、自閉症、
アスペルガー症候群、注意欠如多動性障害
などがあります。
アスペルガー症候群とは、
自閉症の一つであり、
他の子供や大人とコミュニケーションをとったり、
社会的な関わりを持つことができない
発達障害です。
また、注意欠如多動性障害とは、
細かいことに注意を払えず、
絶えずせわしく動きまわるという
発達障害です。
神経組織、もしくは、脳の一部の障害
ではないかと言われています。
いずれにしましても、
個人差の範囲内の発達の遅れは
問題がないですが、
気になる兆候があらわれてきましたら、
まずは、専門家に診てもらうように
してください。
発達障害については、早期発見が
何よりも大事となってきます。
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