側坐核を刺激してやる気を引き出す
側坐核を刺激して、やる気を引き出す
テクニックについて、紹介していきいます。
側坐核(そくざかく)とは、脳の真ん中あたりに、
左右に一つずつある小さな器官なのですが、
この側坐核は、やる気を司っていることが
分かってきました。
ですから、この側坐核を刺激してやれば、
やる気がアップして、勉強がはかどる
ということです。
ただし、ひとつ問題点がありまして、
「やるぞ!」と考えても、
「頑張って!」と言われても、
この側坐核は、あまり動き出しません。
ですので、いくら気持ちで
やる気を出そうと思っても、
本当にやる気が湧き上がってくる
わけではないのです。
では、どうすれば、
側坐核が活動するのかと言いますと、
それは、「実際に行動を始める」ことです。
とやかく考えずに、
実際に行動を開始しはじめると、
途端に側坐核のスイッチが入り、
やる気が加速していくのです。
したがいまして、やる気を出すには、
心で思っているだけではダメで、
実際に動き出さないといけないと
いうことなのです。
ですから、「やる気が出ない」なんて
思い悩んでいる暇があったら、
簡単なことから、早速、
行動を始めていってください。
そうしますと、やる気に加速がついて、
勉強もどんどんはかどる
ということなのです。
たとえば、どうもやる気が起きなかったけど、
少しやってみたら面白くなって、
結局最後までやってしまった
ということが結構ありますよね。
これは、まさに、実際の行動が
側坐核を刺激した一例です。
したがいまして、やる気を出したいのなら、
まずは簡単なことからでいいので、
やり始めてください。
学校の勉強にやる気が出ないのなら、
まずは簡単なことからでいいので、
やり始めるといいのです。
軽く教科書を眺めてみるとか、
勉強用具を出して準備するとか。
また、学校の先生としても、
授業が始まったら、
まずは簡単な作業を子供達に
やらせるといいでしょう。
たとえが、簡単なクイズとか、小テストとか、
まずはさらっと教科書を読んでもらうことも
いいでしょう。
ちなみに、上記内容については、
学校の勉強だけでなく、
仕事やスポーツ、家事など、
あらゆることに応用できます。
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