「無理は承知で」と伝えると相手を説得しやすい
「無理は承知で」と伝えると
相手を説得しやすいということ
について、解説していきます。
交渉において、
断られる理由の一つに、
「それは無理です」
というものがあります。
確かに、無理なことは
承諾しづらいですから、
「無理です」と言われたら
ついつい引き下がって
しまいます。
しかしながら、
そこで引き下がらずに、
「無理は承知で」と伝えると
相手を説得しやすいのです。
無理なことは、もちろん
分かっているけれど、
それを踏まえて
お願いをしているのだ
ということを伝えましたら、
再度「やはり無理だ」とは
なかなか言いづらくなり、
「まあ、仕方がないな」と
引き受けてくれる確率が
上がるのです。
もちろん、100%
うまくいくわけではないですが、
「無理を承知で」と
言う言わないで、
結果は大きく異なってきます。
「無理を承知で」という
言葉の中には、
「無理な状況であることは
しっかり理解しております」
という思いやりと配慮の
気持ちが含まれており、
「それでもあなたに頼まないと
いけない事情があるのです」と
暗に言っているようなものですから、
相手としても、
「うーむ、そこまで言うなら」
と考え直してくれるのですね。
したがいまして、
誰かに依頼したりお願いしたり
説得しないといけない場合は、
「無理は承知で」と伝える
習慣を付けると良いでしょう。
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