リフレーミングを使うと相手の心を瞬時に変容させる(NLP実践心理学)
リフレーミングを使うと
相手の心を瞬時に変容させる
ということについて、
解説していきます。
(NLP実践心理学)
リフレーミングとは、
枠組みを変える、すなわち、
違う視点から物事を見る
というNLP実践心理学の
テクニックです。
たとえば、相手がボヤく
マイナスの言葉や愚痴を
違う視点で受け止めて、
同じ事をプラスの視点から
言ってあげますと、相手は
「そんな視点があったのか」と
ハッと気づきます。
たとえば、
「仕事が苦しくて仕方がないんだ」
とボヤく友人や同僚に、
「下積みは苦しいほど
糧になるよ!」とか
「見込みがあるから先輩達が
厳しく接するんだよ!」などと
違う視点から話してあげると
相手の心に大きな変容が
生まれるのです。
たとえば、
「私は緊張ばかりして情けない」
と自信を失くしている
友人や同僚に
「どうして緊張したら情けないの?」
「緊張って、危険を感じたときに
体が戦闘態勢に入るだけのことだよ」
などと、違う視点に
気づかさせてあげると
人間の心はより柔軟な心に
変容します。
たとえば、
「泣き虫な俺は、ほんと情けない」
と落ち込む友人や同僚に
「泣きたければ、泣いたらいいじゃない」
「泣いたら情けないなんて
誰が言ったの?」
「涙には、感情を吐き出す作用があると
科学的に証明されてるんだよ」
などと、違う視点に
気づかせてあげると
人間の心は、より大らかで
許容量のあるものに変容します。
今までは一つしか
開いてなかった心の狭い窓が、
二つ、三つ、四つと
開いていくのですね。
性格の全く違う人や
年代が全く違う人と
付き合うと成長できると
巷でよく言われますのは、
この視点の違いを
気づかせてもらえるからです。
あらゆる視点から
物事を見ることが出来れば
柔軟な心を得て
自在に行動できるように
なるのです。
目標は、360度の
全方向の視野です。
ちなみに、悪いことが起きても、
「悪いことは良いことの前兆」
という視点を持つと、
悪いことが起きても
落ち込むことがなくなります。
これも、NLP実践心理学の
リフレーミングというテクニックの
応用の一つなのです。
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