人間は自分の体験を基盤として考える(NLP実践心理学)
人間は自分の体験を基盤として考える
ということについて、解説していきます。
(NLP実践心理学)
NLP実践心理学では、
人間関係をスムーズに進めるには、
ラポール(信頼関係)を築くことが
何よりも大切と言っています。
そして、ラポール(信頼関係)を築くためには、
お互いの共通基盤というものも、
大切になってきます。
人間は、誰しも、自分の体験を基盤として
考えたり理解したりします。
たとえば、登山の楽しさを
一生懸命に語られたとしても、
自分が登山に行ったことがなければ、
なかなか理解しがたいです。
なぜなら、登山に行くという体験の
共通基盤がないために、
相手のいうことがイメージできず、
理解できないのです。
逆に、自分も登山に行ったことがある場合は、
共通の体験が基盤となって、話が弾むし、
すぐに仲良くなることができます。
したがいまして、ラポール(信頼関係)を構築し、
人間関係をスムーズにしたいのなら、
共通基盤を増やしていくことが大切なのです。
もし、職場の人間関係をよくしたいのであれば、
職場の人たちの会合や集まり、
行事ごとなどに積極的に参加し、
共通基盤となる体験を多く積んでおくと
いいのです。
あなたが、職場のリーダーなのであれば、
職場の人たちが集まって、
共通基盤を築き上げることができるような
行事や企画を作って、
みんなに参加してもらうといいでしょう。
そうすると、みんなと同じ
共通基盤ができあがりますから、
みな仲良くなって、
協調性のあるグループとなっていきます。
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