プログラムはインパクトと繰り返しにより作られる(NLP実践心理学)
プログラムはインパクトと繰り返しにより
作られることについて、解説していきます。
(NLP実践心理学)
NLP(神経言語プログラム)については、
体験に反応をプラスして、
脳内に記憶される機能です。
したがいまして、たとえば、
蜂に刺されて痛い思いをした場合は、
蜂のイメージとマイナスの反応をセットにして、
脳内に記憶されます。
そのため、今度、同じような状況に
遭遇した場合は、
すぐに恐怖反応を起こして、
身体を戦闘体勢に持っていき、
逃げるか戦うかすることが
できるようになります。
このように、人間の体には、
体験と反応をセットでプログラムする
機能が備わっているのですが、
実は、インパクトが強いほど、
しっかりとプログラムされる
という特徴を持っています。
上述した、蜂に刺された体験などは、
非常にインパクトが強い体験ですので、
すぐに脳内にプログラミングされますが、
たとえば、蜂に追いかけられただけなど、
それほどインパクトが強くない場合は、
プログラミングされないことも
あるということなのです。
さらには、何度も繰り返し体験することで、
よりしっかりと脳内にプログラムされます。
蜂に一回だけ刺された場合よりも、
何回も刺された方が、
より確実に脳内にプログラムされる
ということなのです。
したがいまして、恐怖症として
残ってしまった神経言語プログラムは、
ほとんどのものが、強烈なインパクトを持って、
何回か繰り返し体験しているものが多いです。
そして、神経言語プログラムを使って、
記憶の編集や上書きをする場合も、
よりインパクトを持って、
何度も繰り返しおこなう必要がある
ということなのです。
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