アソシエイト状態とディソシエイト状態(NLP実践心理学)
アソシエイト状態とディソシエイト状態
について、解説していきます。
(NLP実践心理学)
NLP実践心理学では、
アソシエイト状態とディソシエイト状態について、
詳しく解説されています。
では、アソシエイト状態とは、
どのような状態なのかと言いますと、
感情や思考に一体化してしまって、
視野が非常に狭くなり、
完全にのめりこんでいる状態
のことを言います。
このとき、客観的に自分を
見ることができなくなっています。
逆に、ディソシエイト状態とは、
自分の内面から距離を置いて、
客観的に自分を見ている状態のことであり、
非常に冷静に判断できる状態です。
実際、アソシエイト状態に
入り込んでしまっていると、
悪い心理状態や、つらくて苦しい感情と
一体化していますから、
リフレームなどのNLPテクニックも
効果がないのです。
そこで、まずは、
自分を客観的に見るようにして、
ディソシエイト状態を
作り出す必要があります。
具体的に言いますと、
自分の思考や感情を見守って、
高い位置から見下ろすのです。
これは、内観や瞑想、
フォーカシングなどの心理テクニックと
名称は違えど、事実上は同じ方法です。
自分を客観視して、
ディソシエイト状態を作り出すことができれば、
思考や感情に呑み込まれることなく、
コントロールすることが
できるようになりますので、
そこで、リフレームのテクニックを使って、
認識の枠組みを変えてしまえばいい
ということになります。
まとめますと、感情や思考に呑み込まれて
どうしようもない状態になっている時は、
まずは、自分を客観的に見つめて、
ディソシエイト状態になるといい
ということです。
そして、落ち着いて
冷静な状態になることができましたら、
あらためて、リフレームのテクニックを使って、
認識の枠組みを変えて、
物事に対するマイナスの反応をなくして
しまえばいいということになります。
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