多芸は無芸
多芸は無芸ということわざについて、
解説していきます。
たくさんのことができる人は、
とてもいい人生を送れるだろうと
考えがちです。
でも、実際は、多くのことはできなくても、
一つのことに打ち込んでいる人の方が、
その道の第一人者や、
達人と呼ばれる領域にまで
到達することができます。
多くのことができても、
器用貧乏と言いますが、
あまり、生活面ではそれほど
豊かにならないことが多いです。
何か一本にしぼって、
その一つに全力を尽くし、
生涯を捧げるような人でなければ、
ある分野を極めることはできません。
あれもこれもやっていて、
すべての分野を極めることは、
真の大天才でなければ不可能です。
なぜなら、一生は短いからです。
生きているうちの時間は限られています。
命そのものは永遠ですが、
この世の物理的な一生は
とても短いのです。
器用貧乏にならないように注意しましょう。
多芸は、無芸と変わらず、
多くのことを同時に極めることは
時間的に非常に難しいです。
得意な一つの分野を決めて、
まっしぐらにその道だけを進んでいきましょう。
それが結局は、一番の早道です。
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