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クンダリニーの爆発

 

 

クンダリニーの爆発ということについて、

 

解説していきます。

 

 

内観や瞑想が進み、

 

充分に意識が発達してくると、

 

クンダリニーエネルギーと呼ばれる

 

強大なエネルギーが、

 

仙骨あたりから頭頂めがけて登ってきます。

 

ある時、爆発するのです。

 

 

今回は、私の場合はどうだったのかを

 

述べてみようと思います。

 

 

というのも、少しでも参考になる人が

 

いるかも知れないと考えたからです。

 

 

私はいつも内観をおこない、

 

自分の思考や言動を

 

何年も見守っていました。

 

 

すると、1999年2月ごろに、

 

急に思考が勝手に動き始めて暴れまわり、

 

止まらなくなり始めたのです。

 

思考を制御するのが大変になってきました。

 

 

眉間に意識を置いていると、

 

いくぶん楽だったので、

 

ずっと眉間を見守っていました。

 

 

また、気分が急激にとても重くなったり、

 

急に晴れやかになったりを、

 

一日に何度も繰り返し、

 

エネルギーが背骨を行ったり来たり

 

し始めているのを感じていました。

 

 

そんなこんなで、何とかしのいでいると、

 

1999年3月に、爆発が起きたんですね。

 

 

体中が電気ショックにあっているかのように、

 

すごい電気が駆け巡り出したのです。

 

 

体の中心のチャクラのある部分がとても痛み、

 

立っていられませんでした。

 

 

寝転がっても周期的に来る痛みに耐えかねて、

 

「うー、うー」と唸りながら、

 

どたんばたんと寝返りを打っていたことを

 

思い出します。

 

 

強烈な下痢症状が続き、

 

食欲は、全くなくなりました。

 

 

苦しみが極限まで続いた後には、

 

急に背骨の下から上まで、

 

ずーっとエネルギーが上がって来ました。

 

 

そして、自然と姿勢がよくなって、

 

頭のてっぺんから

 

レーザー光線のようなものが

 

出て行きました。

 

 

そのときは、とても素晴らしい気分で、

 

爽快で、楽しい気分でした。

 

 

でも、またしばらくすると、

 

痛みと苦しみがやってきて、

 

エネルギーが下に戻っていくのです。

 

 

そして、死ぬほどの苦しみにうなされていると、

 

またエネルギーが登ってきて、

 

頭頂よりレーザー光線のようなものが出るのです。

 

これを何度となく繰り返しました。

 

 

一日に100回くらいは

 

上がったり下がったり

 

していたんじゃないでしょうか。

 

それがずっと続きました。

 

 

頭の中では強大な電気エネルギーが

 

ぐるぐると暴れまわり、

 

寝転んでいても眠ることはできませんでした。

 

 

目をつむっていると、

 

急に全世界が平面のように、

 

見渡す限り何もないように広がっていきました。

 

 

今まで会ってきた人達や、

 

いろんな出来事がどんどんと思い出され、

 

スクリーンのようにずっと映し出されました。

 

 

また、のどが急激に痛み、せきこみ、

 

涙が大量に出たりもしました。

 

 

半月くらい、その繰り返しは

 

強烈さを増しながら続きました。

 

 

頭のてっぺんからレーザー光線のようなものが

 

出続けることもあり、

 

そのときは、ぱちっ、ぱちっと、何十分おきに、

 

時間軸そのものがずれるようなことを感じました。

 

ぱちっと時間が巻き戻されるような。

 

 

また、頭のてっぺんで、すとんすとんと、

 

何枚も何枚も、何かが開けていくのを感じました。

 

 

らっきょうの皮が

 

上からむけていくような感じですかね。

 

何万枚もむけたように思います。

 

 

これが、サハスラーラチャクラが開く、

 

蓮の花が開いていく状態だったのだと

 

今になって分かりました。

 

 

そんなこんなを続けているうちに、

 

視界がバシッと360度開けたことを

 

思い出します。

 

 

これは、妄想やイメージなどではなくて、

 

実際に、視界が強引にこじ開けられたのです。

 

 

今では、それが通常の状態なので、

 

感じなくなっていますが、

 

そのときは、自分の周りにあった視界、枠が、

 

はっきりと開かれたことを感じました。

 

 

枠におさまっていた今までの映像が、

 

いきなりパノラマ映像になったのです。

 

 

1999年3月の後半になりますと、

 

症状は、だんだんゆるやかになってきました。

 

 

でも、頭の中では何かのエネルギーが

 

ぐるぐるぐるぐる回り続けていました。

 

 

次第次第に、ぐるぐるが

 

遠くに感じられるようになりました。

 

 

頭の奥の方では、

 

まだぐるぐると回っているのですが、

 

それがどんどん遠ざかっていくような感じです。

 

 

1999年3月末になると、ぐるぐるはかなりおさまり、

 

なんとか、普通に立ったり歩いたりすることが

 

できるようになりました。

 

 

思考も勝手にどんどん動き回ることをやめ、

 

次第に遠ざかっていきました。

 

 

でも、その後、半年くらいは頭の奥で、

 

何かがぐるぐる回り続けていました。

 

 

頭痛のひどさも半端ではなかったです。

 

頭の中の何かを削り取られているような、

 

とんでもない痛みでした。

 

 

それも、左脳、右脳と、しばらくの期間を置いて、

 

交互に強烈な頭痛が訪れるのです。

 

 

また、眉間のところで、

 

ばしっと強烈な火花が散ったことを思い出します。

 

左脳と右脳が電気的につながったんだと思います。

 

 

そんなこんなで、日々、少しづつ、

 

ぐるぐるが薄れ、その状態に体が慣れていきました。

 

 

結局、正常な状態になったと感じたのは、

 

1年後ぐらいですかね。

 

 

爆発は1ヶ月間ですが、

 

普通に動けるようになるまでには、

 

1年かかりましたね。

 

 

体が自分の変化に慣れていない感じでした。

 

歩くのも一苦労、考えるのも一苦労、

 

話すのも一苦労で、大変でした。

 

何かがずれているように感じました。

 

そのような状況を経て、今にいたっています。

 

 

現在は、内観状態の拡大したものが

 

永続的に続いており、

 

日常生活も普通に過ごせる状態です。

 

 

クンダリニーエネルギーの爆発の後、

 

原因と結果の法則が作用しているのを、

 

心の目で見ることができるようになりました。

 

 

以上、私の実際の経験を述べましたが、

 

何らかの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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