ストレスは必ずしも悪者ではない
ストレスは必ずしも悪者ではない
ということについて、解説していきます。
ストレスが溜まりすぎて、解消できないと、
様々な身体的な不調が発生します。
精神的にもイライラしたり、眠れなくなったり、
交感神経系が異常に興奮し続け、
心身ともに緊張状態が続いてしまいます。
そのため、ストレス解消が叫ばれ、
ストレスは悪だという風潮が
出てきております。
しかしながら、
ストレスとは精神的負荷であり、
必ずしも悪ということではありません。
ここのところは、
注意していただきたいと
思います。
たとえば、全くストレスのない
生活になったら、どうなるでしょうか。
確かに、ストレスにまつわる体調不良は
なくなるでしょう。
しかしながら、ストレスがないために、
精神が負荷に弱くなっていきます。
何か困難が来たら、
すぐに耐えられなくなるのです。
筋肉増強のために
スポーツジムに通いますが、この時、
重いバーベルや鉄アレイを持つのは、
あえて負荷をかけているのです。
あえて負荷をかけると、
身体はそれに適用しようとして、
より強く大きくなっていくのです。
実は、精神的ストレスもこれと同じであり、
精神に負荷がかかることにより、
精神はより強く大きくなります。
もう一つ例をあげると、
大きな組織の責任者には、
毎日大きな精神的ストレスが
かかります。
そのため、責任者の精神は、
平社員に比べると、
やはり強く大きくなっていることが
多いです。
特に、大企業の社長などであれば、
それこそ、信じられないくらいの
精神的ストレスがあり、
もはや、ストレスを通り越して
プレッシャーとなります。
それでも、彼らは、
その精神的困難を乗り越えて、
より強く、より大きな精神へと
成長していくのです。
したがいまして、
ストレス＝悪ではないということを
再認識していただきたいと思います。
ストレスには、精神を鍛え、
より強く大きなものにする
というメリットがあるということです。
ただし、あまりにストレスがかかりすぎると、
心身ともに壊れてしまうので、うまくストレスと
付き合っていくことが大切です。
いきなり、１００Ｋｇのバーベルを
持ち上げようとしても無理ですよね。
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