人生で起きる全ての出来事はつながっている
人生で起きる全ての出来事は
つながっているということについて、
解説していきます。
トランスパーソナル心理学では、
全ての物事がつながっていると
言っています。
これは、どういうことかと言いますと、
出来事が単純に起きるのではなく、
今後起きる大きな出来事の
予兆であったり、伏線であったり、
何重もの意味を持っていると
いうことです。
そして、共時性と言いまして、
突然、複数のものが同時に
壊れ始めたり、
色んな出来事が、不思議に時期を
あわせて起き始めることがありますが、
このように、出来事というのは、
単発で起きるのではなくて、
他の出来事と密接に関わり合っている
ということなのです。
たとえば、大地震や洪水、
巨大台風やハリケーンなどが
起こったとします。
一般的に考えると、その場所で起きた
単発的な出来事です。
しかし、トランスパーソナル心理学では、
全てはつながっていると考えており、
大地震や洪水、巨大台風やハリケーンは、
実は、我々人間の怒りや
不満の想念が溜まり溜まって、
巨大なマイナスエネルギーとして爆発し、
現象化した結果と判断します。
その証拠に、戦争や政治不安で、
住民の怒りや不満が沸騰している地域に、
大きな災害が起きることが多いです。
また、深層心理学の権威であるユングは、
人間の無意識は、集合無意識という形で、
みんなつながっていると言っていますが、
実際、我々の心は、深いところでは、
みんなつながっています。
ちなみに、テレパシーや、
以心伝心といった能力は、
自分の心の奥底にある、
みんなとつながった意識の部分を
読み取ることができるようになった
能力です。
これは、全ての人に潜在的に
備わっている能力であり、
いずれは、みんながテレパシーを
使うことが常識となるでしょう。
このように、全てはつながっており、
全ては一つであるということを認識し、
起きてきた物事を単発的に
捉えるのではなく、
他との関わりを感じ取ることが
大切ということになっています。
もともと、我々人間の意識は、
全体意識という巨大な意識の
大海から来ていますから、
つながっているのは当然なのです。
そして、あらゆる出来事も、
神と呼ばれる存在が創り上げた
根源法則にのっとって出現しますから、
完璧なタイミングで何重もの意味をもって、
芸術的な美しさをもって起きてくるのです。
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