自我を超えるのは自然な成長過程
自我を超えるのは自然な成長過程
ということについて、解説していきます。
トランスパーソナル心理学では、
「自我を形成し、そして、自我を超えなさい」と
教えています。
しかしながら、自我を超えるということは、
何も、特別なこと、ものすごいことでは
ありません。
実は、自我を超えるということは、
人間の成長過程の自然な流れであり、
誰にでも、自我を超える能力が
備わっているのです。
ただし、自我を超えることが
できるようになるまでには、
個人差があって、
早い人や遅い人があります。
ですので、焦らずに、ゆったりと、
自然に成長していけばいいのです。
個人差がありますし、
時間は無限にありますから、
急ぐ必要はありません。
今回の人生にて、
自我を越えることができなくても、
来世があります。
もちろん、今世で自我を超えることができれば、
それに越したことはないのですが、
焦ると、逆にうまくいかないのです。
まずは、じっくり時間をかけて、
自我を形成していく必要があります。
自分というものを、社会の中で、
しっかりと形成するのです。
知識や経験、そして、
思考を強化していくことで、
自分自身をしっかりと確立し、
自我を形成してください。
「私は、○○だ!」と自己主張
できるようになりましょう。
そして、自我が形成されて熟成し、
よい時期になりましたら、
瞑想や内観をおこなって、
自我を超えていきましょう。
自我が形成されましたら、
このままの人生でいいのだろうかと
感じるようになり、
心が空虚さに満たされるように
なります。
それが、自我を超え始める合図です。
そうなれば、瞑想や内観をおこなって、
自我を超えていけばよいのです。
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