どんな境遇であっても人生には意味がある
どんな境遇であっても人生には意味がある
ということについて、解説していきます。
トランスパーソナル心理学では、
「どんな境遇であっても人生には意味がある」
と言っています。
この宇宙に存在する、
何百兆~何千兆という無数の霊魂から、
たった80億人ほどの霊魂が選ばれて、
地球上に生まれてきています。
まずは、ものすごく低い確率の中で、
この地球上に生まれてくることができた奇跡を
感じてほしいと思います。
この地球上に生まれてくることができた時点で、
大いなる奇跡であり、
他の霊魂たちよりも、ものすごいスピードで
霊的成長を図ることができる
メリットを享受していることも
知ってほしいと思います。
この地球上に生まれたくても
生まれてこれなかった何百兆という霊魂もいる
ということについても、知っておいてください。
したがいまして、お金持ちで成績優秀、
容姿端麗で人気者でなくても、
いろんな障害や壁を持って
生まれてくることになったとしても、
決して、「こんな人生に意味はない」などと
考えてはいけません。
神様は、意味のない人生を送らせるために、
この地球上に転生させることなど、
決して行いません。
地球上に生まれてきた人々は、
一人残らず、この地球上で体験し、
学び、霊的成長を図り、
他者に貢献して、立派に生き抜いていく
使命と目的をもって、
生まれてきているのです。
ですから、たとえ、
生まれつき目が見えなかったとか、
手や足が自由に動かせない重い障害を
持っていたとしても、
その他、人生が思うように行かず、
事業に失敗するようなことがあったとしても、
人生に意味がないなどということは、
決して、あり得ないのです。
もし、生まれつき障害を
持っているような場合であっても、
その障害を通して、人生を学び、
性格を改善し、霊的成長を図り、
他者への貢献の素晴らしさを学ぶために、
一生懸命、生きていかないと
いけないのです。
また、この地球上に生を受ける前には、
神様や先祖霊達と、綿密に相談をして、
どのような体験をして、どのように性格を改善し、
どんな形で他者に貢献して、
霊的成長を図ろうかというところまで、
非常に細かく計算して予定を立てて
生まれてきます。
ですので、どんなにつらく
苦しい人生であっても、
決して、自暴自棄になったり、
自らの命を絶とうとしてはいけません。
もし、自らの命を絶ってしまいますと、
神様からの借り物である
大切な肉体を壊してしまうことになりますから、
神様は、他者の命を奪ったのと同じとみなして、
莫大なカルマを背負わせます。
また、莫大な徳を失って、
霊界から地界に落とされて、長い間、
霊界に這い上がることはできなくなります。
以上、どんな境遇にあっても、
人生には意味があるので、
決して、自暴自棄になったり、
自らの命を絶ったりしてはいけない
というお話でした。
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