全てはつながっていることを認識する
全てはつながっていることを認識する
ということについて、解説していきます。
トランスパーソナル心理学では、
「全てはつながっている」
ということを、重視しています。
実際のところ、この世界は、
無限の意識エネルギーの塊なのです。
そして、その部分部分が、
人間の形になったり、
動物や植物などの形になったり、
星や太陽になったりして、
多様な形態を表現しているのです。
でも、分離しているように見えるのは、
あくまでも表面だけです。
内面のところは、みんなつながっていて、
みんな、無限の意識エネルギーなのです。
したがいまして、本質的なことを見抜きますと、
この世界には、無限の意識エネルギーだけが
存在するということなのです。
あなたも私も、
無限の意識エネルギーの一部であり、
たまたま、意識エネルギーの一部が固まって、
人間という形になっただけです。
ですので、奥深くでは、
みんなつながっているのです。
したがいまして、他者とケンカするのは、
非常にナンセンスです。
自分で自分と戦っているような
ものなのですから。
このように、奥深くでは、
みんなつながっていますから、
トランスパーソナル心理学では、
自分も他人もないと言っています。
たとえば、遠い国で大災害があったなら、
通常は、遠い国だから自分には
関係ないと考えますが、
実際には、そうではないですよね。
遠い国で大災害があったとしても、
その影響で、世界の経済そのものが
打撃を受けて、その結果、
回りまわって、こちらの国でも、
いろんな経済的不都合が生じてきます。
また、経済的不都合以外にも、
ニュースなどで報道され、
全世界の人々に衝撃を与えて、
心理的にも大きな影響を与えます。
さらには、トランスパーソナル心理学では、
大災害が起こる原因の一つは、
世界人類が発する悪想念にあると
言っています。
したがいまして、我々一人一人の悪想念も、
その大災害の原因の一つになっていると、
トランスパーソナル心理学では、
考えられているのです。
ですから、他人事ではないのです。
以上のように、全てはつながっており、
自分も他人もないということを、
ご理解いただければと思います。
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