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バーナム効果を仕事に応用する

 

 

バーナム効果とは、

 

アメリカの心理学者ポール・ミールが、

 

興行師のバーナムが

 

「誰にでも当てはまる要点というものがある」と

 

言った言葉をもとに名づけた

 

心理効果のことです。

 

 

どういうことかと言いますと、

 

「あなたは心の奥はやさしいですね」とか、

 

「あなたはロマンチストな面を

 

 持ち合わせています」とか、

 

「あなたは本当は何が正しいかが

 

 分かっています」とか、

 

一般的な人なら誰にでも当てはまる言葉

 

自分にぴったりの言葉だと

 

認識するという心理です。

 

 

さらに分かりやすく言いますと、

 

ある人が占いに行ったとします。

 

 

そして、占い師に、

 

「あなたは面倒くさがりな面を持っていますね」と

 

言われたとします。

 

 

そうすると、占い師としては、

 

一般的に誰にでも当てはまることを

 

言っただけなのですが、

 

本人は大真面目で

 

「うんうん、そのとおりです!」

 

と信じ込むということです。

 

 

人間は、誰しも

 

自分のことが一番興味があります。

 

そりゃそうですよね。

 

 

そして、自分のことに

 

興味があるがゆえに、

 

一般的な人なら誰にでも

 

当てはまるようなことを言われても、

 

「そうなんですよ!」と

 

納得してしまう心理を
 
持っているということです。

 

 

ただし、より深く信じ込ませるには

 

「自分にだけに適合する」と

 

信じさせる必要があり、

 

「発言者の権威を信じている」必要があり、

 

「前向きな評価内容である」必要があります。

 

 

たとえば、前述の占い師であれば、

 

占い師と二人だけの部屋で話し、

 

明らかに自分に対して言っていると

 

信じることができる環境を

 

作っておくといいわけです。

 

 

また、占い師が有名で

 

ぴたりと当たるなどの評判があり、

 

権威があると思われている
 
必要もあります。

 

 

さらには、内容は、

 

前向きな評価である必要があります。

 

 

後ろ向きな評価を告げても、

 

「そんなわけないだろ!」と拒否します。

 

 

人間は、後ろ向きなことを言われると、

 

拒否したくなる心理がはたらきます。

 

まあ、これは、心理的な防衛本能
 
と言えるでしょう。

 

 

というわけで、人間は、

 

誰にでも当てはまる評価を言われても、

 

自分のことだと信じ込みやすい心理

 

持っているということなのです。

 

 

では、仕事では、どのように応用
 
すればいいでしょうか。

 

 

占い師やカウンセラー、

 

コンサルタントなど、

 

アドバイスをする職業の場合

 

この心理は応用しやすいですね。

 

 

まさに、一般的な良い評価となる
 
言葉をたくさん用意しておき、

 

アドバイスの際にどんどん

 

言ってあげればいいわけです。

 

 

そうすると、自分のことだと思い込み、

 

信じてくれるのです。

 

 

また、営業マンなどであれば、

 

見込み客との雑談の中で、

 

「あなた、ロマンチックな面を

 

 持ってるでしょ!わかりますよお。」とか、

 

「あなた、実は心の奥はピュアで

 

 きれいなんですね。わかりますよ。」とか、

 

誰にでも当てはまるような言葉を
 
かけてあげるだけで

 

見込み客からの評価もうなぎ登りになって、

 

商品も売れていきます。

 

 

「あの営業マン、心理分析がすごく鋭いのよ!」

 

なんて噂になったりします。

 

 

ちなみに、このバーナム効果を知りますと、

 

相手を喜ばせる言葉をたくさん
 
思いつくようになりますから

 

セールスの売上も上がり、人間関係もよくなり、

 

何より、雑談が上手になっていきます。

 

 

人間関係で何よりも大切なのは、

 

実は、雑談だってこと、知ってました?

 

人生の半分は、雑談でできています

 

 

 

 

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