脳性麻痺とはどのような障害なのか
脳性麻痺とはどのような障害なのか、
解説していきます。
子供の発達障害の中には、
脳性麻痺(まひ)という障害があります。
脳性麻痺につきましては、
何らかの原因にて、
脳が損傷を起こすことで、
運動機能に障害が出るものです。
麻痺が起こる部位によって、
名称も変わり、
四肢まひ、片まひ、両まひ、対まひ
があります。
四肢まひは、両腕、両足、
胴体にまひがあり、
片まひは、左右どちらかの腕、足、
胴体にまひがあるものです。
また、両まひは、
両腕、両足、胴体にまひがあり、
両腕より両足の方が、
重いまひがある場合を言います。
対まひについては、
両足にまひがある状態です。
脳性麻痺は、乳児の0.2%~0.4%に発生し、
特に、重度の未熟児に発生しやすいです。
原因として、最も多いのは、
子どもがお母さんのお腹にいる時に、
生後4週までに、脳が損傷を
受けてしまうことです。
そして、生まれてきた時に、
体や手足が自由に動かせなかったり、
知的障害やてんかんを伴うこともあります。
もし、子供が、首がすわる、
おすわりができる、歩き始めるなどの
運動発達が遅れる場合や、
体や手足が硬い、手足の動きが少ない、
体がそりやすいなどの異常が見られた場合は、
すぐに、小児科などの専門家に
診せるようにしてください。
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