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感覚記憶と短期記憶と長期記憶

 

 

感覚記憶と短期記憶と長期記憶
 
について、解説していきます。

 

 

認知心理学では、人間の記憶には、

 

記憶される時間の観点から見ると、

 

感覚記憶と短期記憶と長期記憶

 

3種類があると考えられています。

 

 

感覚記憶とは、

 

人間の外部からの刺激について、

 

意味を理解せずに、

 

そのまま1秒くらいままであれば、

 

記憶しておけるというものです。

 

 

たとえば、歩いている時の風景などは、

 

次々に視界に入ってきますが、

 

特に、気に留めることがなければ、

 

ほんの1秒くらいであれば、

 

脳内に記憶されています。

 

 

この非常に短時間の記憶のことを、

 

認知心理学では、

 

感覚記憶と呼んでいます。

 

 

次に、短期記憶とは、

 

数十秒間であれば

 

覚えておくことができるもので、

 

感覚記憶よりは、

 

記憶時間が長いです。

 

 

ですが、放っておくと、
 
数十秒もすれば、
 
忘れてしまうものです。
 

 

そして、短期記憶の容量は

 

7プラスマイナス2しかないということが、

 

ジョージ・ミラーという心理学者によって

 

発見されています。

 

 

したがいまして、人間の短期記憶は、

 

一度に7個前後しか、
 
覚えていることができないと
 
いうことです。

 

 

最後に、長期記憶とは、

 

ずっと長い間、

 

脳内に残っている記憶です。

 

 

記憶時間も非常に長いもので、

 

何十年も覚えている場合もあります。

 

 

そして、長期記憶は、
 
とても膨大な容量がありますので、

 

ものすごい量の情報を

 

記憶しておくことができます。

 

 

したがいまして、

 

長期記憶にすることができれば、

 

学習効果が非常にアップする

 

ということです。

 

 

ちなみに、記憶したいことを
 
繰り返し口に出して反復すると、

 

長期記憶になりやすいのですが、

 

この方法をリハーサルと言います。

 

 

また、重要な情報や、
 
印象が強かった情報についても、

 

長期記憶として保存されるように

 

なります。

 

 

以上のことから、短期記憶の中で、

 

覚えておきたいことについては、

 

何度も繰り返し口に出したりして
 
反復するといいということです。

 

 

そうすれば、長期記憶に

 

転送することができるので、

 

長い間、ずっと使用することができる
 
記憶となってくれます。

 

 

そして、学校の勉強などは、

 

まさに、長期記憶を増やすために

 

おこなっていると考えることができます。

 

 

また、認知心理学では、

 

いかに効率よく短期記憶を

 

長期記憶に転送するかを研究し、

 

学習効率をアップさせることにも
 
貢献しています。

 

 

 

 

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