子供は親の鏡
子供は、親の鏡であり、
親の考え方や行動の投影であります。
この世界には、
鏡の法則が流れていますので、
親達がした行動や思考は、
子供達が身を持って、
体現してくれるのです。
たとえば、暴力的な親がいれば、
子供も暴力的な傾向を示しますし、
批判ばかりしている親がいれば、
その子供も批判的な傾向を示します。
逆に、平和的な親がいれば、
子供の平和的な傾向を示しますし、
寛容の美徳を体得している親がいれば、
その子供も寛容な傾向を示します。
したがいまして、子供が何か
悪い傾向を見せ始めた時、
子供を叱ってばかりでは
効果が薄いです。
と言いますか、子供を叱るだけでは
なおりません。
子供がおこなった悪いことには、
必ず、親の行動も原因と
なっているからです。
子供が何か良くないことをする
傾向や癖があり、
なかなかなおらない時は、
子供を叱るだけでなく、
親であるあなた自身の行動や
考え方を振り返ってみましょう。
必ず、親であるあなた自身も、
同じようなことをしていますし、
同じような考え方を持っています。
このように、鏡の法則が
しっかりと存在しているため、
まるで自分自身の状態が
鏡のように子供達に現れるのです。
ですから、子供は、親自身が
なおさないといけないことを、
身を持って教えてくれる
大変ありがたい存在であることを
認識しましょう。
そして、子供が何か良くないことをしましたら、
「ああ、自分にもこのような点があったのだな」
と反省し、親自身が変化していく必要があります。
子供をただ叱るだけではなく、
親自身も反省して
変わることができれば、
子供はすぐに問題行動を
やめるようになります。
不思議な話に聞こえるかもしれませんが、
鏡の法則は実際に作用していますので、
ぜひ、毎日の日常生活で起きてくる出来事を
しっかり観察してみてください。
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