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まず目的があり手段が考え出される

 

 

まず目的があり手段が考え出される

 

ということについて、解説していきます。

 

 

アドラー心理学では、
 
人間の行動には、まず目的があり、

 

その後、手段が考え出されると言っています。

 

 

たとえば、自分にはたくさん短所があるので、

 

自分のことを好きになることができないと

 

言う人がいたとします。

 

 

でも、実は、短所があるから、

 

好きになれないのではないのです。

 

 

そうではなくて、自分のことが嫌いだから、
 
短所をわざわざ見つけ出すのです。

 

 

目的のために手段を探し出す、

 

いい例としましては、

 

食事会や飲み会の誘いに、
 
「大事な用があるから、やめておくよ」と言って

 

断ることがありますよね。

 

 

でも、大事な用があるから、

 

行けないのではなくて、

 

行きたくないので、
 
大事な用を後で作り出すことが

 

ほとんどなのです。

 

 

誰でも、そのようなことを経験したことが

 

あると思いますが、

 

人間の行動については、
 
まず、目的があり、その後、
 
手段が考え出されるのです。

 

 

もう一つ、例をあげますと、

 

仕事に行きたくないので、
 
お腹が痛いという理由を作り出します。

 

 

また、学校に行きたくないので、
 
熱が出ているという理由を作り出します。

 

 

ここで、驚くべきことは、

 

常日頃から、仕事や学校に

 

行きたくないと思っていると、

 

潜在意識の作用により、本当に、
 
お腹が痛くなったり、
 
熱が出たりするのです。

 

 

いつも、仕事や学校に行きたくないと

 

思っている人は、

 

頻繁に、体調を崩します。

 

 

仮病ではなくて、
 
本当に体調を崩すのです。

 

 

アドラー心理学では、
 
心と体は、別々のものとは看做しません。
 

 

心身一如であり、別々には存在できないし、

 

密接に関わり合っていると考えられています。

 

 

したがいまして、心で想っていることは、
 
実際に、体にも大きな影響を及ぼすのです。

 

 

話を戻しますと、以上のようなことから、

 

自分に短所があるから嫌いとは、
 
考えないでいただきたいと思います。

 

 

そうではないのです。

 

自分が嫌いだから、
 
たくさんの短所を思いつくのです。

 

 

ここで、必要なのは、

 

自分自身を好きになろうという
 
強い決意だけです。

 

 

そして、いつも、「自分のことを好きである」と考えて、
 
自己暗示をかけていけばいいのです。

 

 

自分のことを好きになろうと決意した途端に、

 

不思議なことに、自分の長所ばかりが
 
見えるようになってきます。

 

 

そして、自分を好きになることができると、

 

一気に、世界が喜びに満ちた状態となり、

 

毎日が楽しく出仕方がなくなるのです。

 

 

したがいまして、大事なことは、
 
自分を好きになると決意することであり、

 

「自分が好きだ」と毎日、

 

自己暗示をかけることです。

 

 

特に、寝る前などに、何十回か、
 
「自分が好きだ」と唱えることによって、

 

深層意識に刻み込まれて、

 

絶大な効果を発揮します。

 

 

以上、自分に短所があるから嫌いなのではなく、

 

自分が嫌いだから、短所ばかり
 
見えてしまうというお話でした。

 

 

そして、自分を好きになろうと決意した途端に、

 

自分の長所ばかりが見えるように
 
なってくるということです。

 

 

 

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