陽に生きる（江戸しぐさの心理学）
江戸しぐさにおける「陽に生きる」
について、解説していきます。
（江戸しぐさの心理学）
江戸しぐさには、「陽に生きる」という
奥深いしぐさがあります。
これは、文字通り、陽気に生きる、
明るく生きるということです。
江戸っ子は、とても切符がよく、
明るく陽気なイメージがありますが、
これはまさに、「陽に生きる」の
実践だったわけです。
今でこそ、プラス発想や
前向きな考え方が
重要視されてきていますが、
なんと、江戸時代にも、
このような考え方が
浸透していたとは、驚きです。
ちなみに、
「江戸っ子は宵越しの金を持たない」
という言葉がありますが、
これって、すごいことだと思いませんか。
まさに、陽気な考えの典型です。
手持ちの財産を、その日のうちに
全部使っちゃっていたのです。
それでも、金は天下の回りもの、
次の日には仕事が入ってきて、
お金も入ってきたんですから、
江戸の経済って、
すごく潤っていたんですね。
以上のように、江戸っ子は、
明るく切符がよく、陽気で、
クヨクヨすることは少なかったのです。
もちろん、時には、嫌なこともあるし、
つらく苦しいこともたくさんあったでしょう。
それでも陽気に生きる心がけ、
ぜひ、見習いたいものですよね。
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